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オーガニック・メッセージ FROM 高島市  ・・ツルの会のみなさまへ
 滋賀県高島市をご存知でしょうか? 琵琶湖の西側にあり、京都府、福井県とも接しています。琵琶湖の東側は、経済の動脈である名神高速や新幹線が走り、都市化も進んでいますが、こちらは、高速も新幹線もなく不便さゆえでしょうか、ありがたいことに、自然がふんだんにあり実にのんびりしたところです。のどかな田園風景が広がり、水も土地も豊か。冬は寒いのですが、湖岸には飛来した水鳥が群れ、対岸がかすかに見えるほど大きな湖に、さえぎるものがない広い広い大空、冬につきものの高島時雨(しぐれ)と琵琶湖にかかる大きな虹、遠方の山々は雪をいただき、季節のメリハリのある美しい景観を醸し出しています。
 その高島市(合併以前の新旭町)に、EMがご縁で大阪市内から引っ越してきて早4年。行政と生ゴミ減量で取り組んだEMですが、今は活動専用施設オーガニック・ステーションEMで、インストラクターと共に、実践講座に、オーガニック料理に、自給菜園の指導などに楽しく元気に取り組んでいます。
 ツルネン議員の尽力で、有機農業推進法ができましたが、私達は食べる側の有機農業、若手で取り組む「農」に力を注いでいます。お米もソバも若者が中心となって作っています。もちろんEMオーガニック。私達は農業をしているのではなく、食べるための農を楽しんでいるのです。食べることから始まり、おいしい、安全、安心、裏切らない農に、楽しく取り組むシステムで、「農HOW」と名付けています。
 私達の作ったお米や野菜をツルネンご夫妻に食べていただきたくて送ったときのことです。幸子さんから写真入りのお手紙をいただき、ツルネンさんのお弁当になったことを知りました。農HOW仲間に伝えたら、「国会議事堂で食べはったんやろうか? うちらの野菜も出世したんや、すごいなあ。嬉しいねえ、野菜も喜んでるわ〜。また送りましょね」と言っていました。

 野菜作りに燃える私はツルネンさんのファンで、昨年の沖縄でのEMウエルネスウイークでもオーガニック・ステーション見学にご一緒させていただきました。京大の大学院生の冨吉君と仲間達、道前理緒さんもファンです。先日東京の映画祭で、ツルネンさんの前にいたそうですが、話しかけられず残念と言っていました。ツルネンご夫妻をはじめ、ツルの会の皆様、滋賀へおいでいただき、おいしいお米や野菜料理で楽しいおもてなしができることを願っています。(ツルの会の旅行企画いかがですか?)
 このように、人も羨むオーガニックな暮らしを送っているのですが、自分の食べるものは自分で調達する極上のオーガニックと自負しております。(本当かどうかはツルネンご夫妻にお聞きください)。「ロハスやスローライフ、マクロビオテックな生活ですね」と言われると、「いいえ、私にとって"普通の生活"。有機的現場人間の暮らしです」と答えています。

 ここまで読むと、自慢げで、フン・・・・と思うでしょ? 実は、そこに至るまでの、抱腹絶倒のストーリーがあるのです。移り住んだときにまず感じたことは、高島市では、都会の常識が通用しないということです。市内にスーパーマーケットはいくつもあるのですが、信じられないほど添加物だらけの食品が溢れ、揚げ物満載のお惣菜コーナー、野菜や果物は県外産、鮮魚、食肉、加工品は外国産で国際色豊か、安全とはいえない怪しい地元野菜。ううう、買いたいものがないのです。
 おまけに、地元の人達は合成洗剤も大好きなようで、スーパーやドラッグストアは、進物用の10個入りセットとかも並び、粉石けんなど片隅にぽっつん。いなかの人はこのような生活をし、琵琶湖を平気で汚しているのか・・・と感心したものです。安心安全、健康で心豊かな暮らしを望むのは、都会人であって地元の人達ではないのです。また田舎の人達が長生き達者とは言えず、病院には毎日年寄りの患者で溢れかえっています。都会では当たり前の洒落たカフェもイタリアンレストランも、創作料理店もないに等しいのです。最初は大阪に出て気晴らししていたものの、お金はかかるし、おまけに仕事の報酬は、ゼロが一桁二桁違うのです。

 要するに安全安心の食べものや生活用品を自分で確保することは、超現実の問題なのです。お金を出して買う生活から、お金を出しても買えないものを自分で作る。なければない暮らしです。これが良かった。EMを最初に伝えた私の相棒、森山美栄子とEMオーガニック倶楽部を立ち上げ、EMの指導を始めたのです。おまけに彼女は主婦の知恵工夫を伝授してくれ、創造力発想力何でもプラス発想(いけいけどんどん型)で、食材は豊富になるし、料理の腕は上がるし、健康そのもの。そこから、仲間は増え、今のEMオーガニックライフになり、都会の友人からは、羨ましがられる生活をしています。

滋賀県高島市在住 寺本 マコ

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