【ロンドン=欧州総局】26日のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ33.16ポイント安の6554.79で引けた。
朝方は高く始まったが、次第に持ち高調整などの売りに押された。構成銘柄の約7割が下げた。
衛星放送のBスカイBが3%超の下落。自社株買い戻しの規模が市場予想の下限だったことが嫌気された。
航空機エンジンのロールス・ロイスも安かった。ドイツ銀行による投資判断の引き下げなどが響いた。
銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)と、生保のプルーデンシャルも売られた。
医薬品のグラクソスミスクラインや、住宅建設のパーシモンも下げた。
一方、上期増収を発表したメディアのピアソンは上昇幅が6%を超えた。
鉱業のベダンタ・リソーシズも買われた。同業のアングロ・アメリカンは上期減益幅が市場予想より小幅だったことが好感されて上げた。
アナリストらが目標株価を引き上げた総合ビジネス関連サービスのキャピタ・グループも高かった。
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