【ミラノ(イタリア)酒巻陽子】セリエA・ACミランのガリアーニ副会長は25日、難航しているMF本田圭佑(27)の今夏移籍に関し、「欧州チャンピオンズリーグの選手登録締め切り日まで獲得に向けて動く」と話した。
ミランは同大会に予選から出場するが、予選の選手登録締め切り日は8月13日。同副会長はそれまでに決着しない場合は来年1月の加入になることを明言するとともに、CSKAが要求する500万ユーロ(約6億5500万円)の移籍金を支払う意思がないことをあらためて強調した。
イタリアメディアの報道によると、本田はCSKAであと2試合リーグ戦に出場し、その後はミランに移籍したい旨をCSKAのギネル会長とスルツキー監督に直接告げたという。しかしCSKA側も移籍金の値下げには応じない考えで、本田の意向がすんなりと通るような状況にはない。
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