東京電力福島第一原発の事故をめぐり、福島県いわき市から東京都内へ自主避難した人など14世帯の40人が26日、国と東電に計約5億1400万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。今年3月の提訴に続き、今回は第2陣。今後も追加提訴を予定している。
原告側は、慰謝料や避難にかかった費用、新たな生活のための家具購入費など1世帯あたり1320万円〜9250万円の支払いを求めている。
東京地裁には、いわき市から都内に避難している3世帯8人が3月、計約1億2千万円の支払いを求めて提訴。国と東電はいずれも争う姿勢を示している。