鳩山元首相が「東アジア共同体研究所」設立記念フォーラム開催、尖閣問題は「中国の主張、理解できる」―中国紙
XINHUA.JP 7月26日(金)18時46分配信
鳩山由紀夫元首相は25日、都内で「東アジア共同体研究所」の設立記念フォーラムを主催した。同フォーラムでは日中関係問題が重点的に話し合われた。25日付で環球時報が伝えた。
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鳩山氏は、釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題について、「日本政府は当時、これら島しょが無人島であると確認し、日本領土に組み入れると内閣で決議したというが、官報で公示せず、メディアも報道しなかった。日本国民はもちろん知らないし、外国政府も知らない。中国が『日本が盗んだ』というのも理解できる」と指摘。
「カイロ宣言の精神に基づくなら、日本は侵略し、占領した領土を返還すべきだ。『尖閣』という名称はカイロ宣言で使われていないが、この精神に基づいて中国が『尖閣』の返還も要求するのは理解できる。領土問題は冷静に対処しなければならない。主権を棚上げし、次世代に引き継ぐのが最も適切な解決方法だ」と述べた。
鳩山氏は先月、訪中を前に香港フェニックステレビの独占インタビューに応え、釣魚島(尖閣諸島)問題について、「日中が『棚上げ』で合意したのは歴史的事実。日本は挑発行為を止めるべきだ」などと述べ、国内世論の激しい批判を浴びたばかり。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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鳩山氏は、釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題について、「日本政府は当時、これら島しょが無人島であると確認し、日本領土に組み入れると内閣で決議したというが、官報で公示せず、メディアも報道しなかった。日本国民はもちろん知らないし、外国政府も知らない。中国が『日本が盗んだ』というのも理解できる」と指摘。
「カイロ宣言の精神に基づくなら、日本は侵略し、占領した領土を返還すべきだ。『尖閣』という名称はカイロ宣言で使われていないが、この精神に基づいて中国が『尖閣』の返還も要求するのは理解できる。領土問題は冷静に対処しなければならない。主権を棚上げし、次世代に引き継ぐのが最も適切な解決方法だ」と述べた。
鳩山氏は先月、訪中を前に香港フェニックステレビの独占インタビューに応え、釣魚島(尖閣諸島)問題について、「日中が『棚上げ』で合意したのは歴史的事実。日本は挑発行為を止めるべきだ」などと述べ、国内世論の激しい批判を浴びたばかり。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
最終更新:7月26日(金)18時46分