本当はほのぼのファンタジーを書きたかったんですけどね
かたりて えんせんせい
一見話題がファンタジーと関係ないかもしれませんけどね
身体能力 ですよ 身体能力
男の人って
地位よりも
身体能力に憧れてる人 多数なんですねー
だってお金持ちの深層心理のおとを聞くとですよ
「 俺はできるできるできる 」 「 俺はここまで来た のぼりつめた 」
そう言いながらですよ
その奥の声は
怒りを覚えてるんですよ
うらやみの怒りの声なんですよ
みんなが欲しいはずのものを手に入れてるはずなのに
それを手に入れてない人をうらやんで 怒りを覚えてるんですよ
それは奪われた怒りとは違う
手に入らないものへの怒り
健康な体への怒り
身体能力への怒りなんですよ
栄華を極めたり 富を手に入れると
お金持ちって とたんにその身体能力がまぶしくなるんですよ
もちろん潜在意識的には 最初からそのまぶしさに気がついていたんですけど
地位や名誉 富を手に入れると
よりそのまぶしさを 意識でもひしひし実感するようになるんですよ
付属物はいっぱい手に入れたのに
肝心なものは手に入っていない
それはですね
自分が持っていないということを より深く実感させて
絶望感と 虚無と 敗北感を広げていくんですよ
お金持ちが
貧乏な人を苦しめて攻撃する理由は
奥深くで嫉妬してるからなんですよ
それはとても根深い嫉妬なんですよ
生きてる人の根源にひびきますから
それでですよ
話はちょっと変わるんですけどね
こういう質問をされたらどうでしょうか?
「
お前に 巨万の富と 権力と名誉と地位を与えよう 」
「
それどころか お前が望む美貌の男
忠実な部下も 無数に与えよう 」
「
しかしそれとひきかえにお前に与えられるのは
老婆の容姿 」
「
そして老婆の身体能力 」
「
しかし もうひとつの選択肢もある 」
「
貧民街で暮らし 名誉も地位も無く
周囲からさげすまれる生活 」
「
しかし
お前には誰も叶うことができぬ 超常の美貌が与えられる 」
「
そして
その美貌にふさわしい 身体能力も 」
うえの質問を夢でされたときに
世の女性の大半は どっちの選択肢を選んだと想いますか?
えんせんせいが見た限りでは
9割ですよ 9割以上が 超常の美貌や身体能力を選んでいたんですよ
まあでも現実のお金持ちや 女優を見てると
それは裏付けられると想うんですよ
だってお金持ちは 稼いだお金を
健康や 体力維持や 身なりを整えることにすごくつぎこんで
女優さんなんか
エステや 化粧品 肌の手入れ 美容に膨大な時間と労力とエネルギーを注ぎ込んでるんですよ
でもそれはですよ
裏を返せば それが手に入ってないってことですよ
美容や 肌の手入れ 化粧の技術に
エネルギーを費やしてる時点で
本物の美貌は手に入れてないってことなんですよ
健康 と 美貌
それがおばばの劣等感であり 吸血鬼たちの劣等感であるんですよ
世界とは
健康と美貌を手に入れられなかったものたちが
それを手に入れた者達に対しておこした牢獄のようなものなんですよ
本物の美貌を手に入れられなかったものたちは
たとえ表面の気をピカピカしていようが
芯の醜さを 骨身に染みてわかっているんですよ
そしてそういうものたちは
たとえ外見 ポイポイされていて みすぼらしく見えてもですよ
本物の美貌の持ち主がわかるんですよ
ねたみが深いほど
偽者が本物をわかる
そんな感じですね
それでですよ
前置きが長くなったんですけどね
ここから未来を
えんせんせいが お告げしますよ
まず
病弱な美少女が いなくなるんですよ
病弱な美少女って
養分に病気のポイポイしたり おばばに美貌の気をつけかえて
生まれる現象だったんですよ
自然の中では本来
エネルギーって 病んでいたら醜くなるんですよ
健康とは 美と密接で
イコールになるんですよ
健康っていっても あれですよ
マラソン何十キロ走れたとか
けんすいが 何百回できるとか
あれ健康を意味しませんよ
ただの体の酷使 労力の無駄ですよ
昔も今も
健康を測るバロメーターは 同じでしてね
自然の環境で いかに強くたくましく 生き残れるか それだけなんですよ
ホームレスさんとか 貧民街の人
だから芯が美貌な人 とても多いんですよ
小犬は 自然界ではすぐ消滅しますけどね
ねこは砂漠から シベリアの凍土まで のらねことして生きてるじゃないですか?
だから 来る時代 ねこの時代って 言われているんですよ
現に若い子を中心に出世より
身体能力に憧れる人は 増えてきて
ほら 出世願望 無い子増えてきてるじゃないですか?
まあそんな感じで えんせんせいは
ほのぼのファンタジーはちょっと苦手なんですけどね
これからも
心の内面をえぐるような 地獄ファンタジーってやつを えんせんせいの地獄耳で 書いていきたいと想うのですよ
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