スープがこんなに入った冷やし中華って珍しいですね
猛暑のせいもあり、この夏は冷やし中華にとことんはまっています。ラーメン店が出しているのも創意工夫があってとても好きですが老舗の中華料理屋さんの冷やし中華も高級感溢れる感じで良いですよね。今回ご紹介するのは「味の中華 羽衣 銀座本店」です。こちらのお店は、私の友人のお勧めで知りました。普段はラーメン屋さんを中心に食べ歩きをしているので中華料理店の麺を食べるのは久しぶりです!
地下への階段を下っていくと、そこには洋風で落ち着いた雰囲気が広がっています。オーナーのこだわりで「中華料理店らしくないお店」にしたかったのだとか。夕方に伺いましたが店内は常連のお客様でにぎわっていました。
今回いただいたのは「河南涼麺」(1050円)です。なんとこちらは具材とスープに入った麺がバラバラで出てきます。最初食べたとき戸惑ってしまいましたが、そこは店員さんが優しく教えてくれました。最初に具財を麺の上に移し、良く混ぜて食べます。ゴマ風味のつけダレに少し酸味も加わっています。スープの作り方は企業秘密だそうで詳しいことは伺えなかったのですが、まろやかなマヨネーズのようなコクを感じることもできました。この味はほかでは味わえませんね。
麺はツルツルでコシがあり、まろやかさを感じるスープと良く合いますね。
具材はキュウリ、グリーンピース、錦糸卵、チャーシュー、春雨、そしてえびの天ぷら。
春雨は冷やし中華の具材としては珍しいですよね!麺とは違ったのど越し、プチプチとはじける様な歯ごたえでなんとも楽しい食感です。
ちなみにこの季節だとコースのシメでもこちらのメニューが味わえるということです。これは嬉しいですね。
渋谷で創業した当時は、餃子を中心とした店だったそうですが銀座では大人の中華として親しまれています。多くのお客さんから暑くなってくると「冷やし中華まだ?」と問い合わせが入るほど人気メニューとして定着しています。
ちなみに店名の由来は、餃子などの皮を湯に放った姿が天女の羽衣がゆらいでいるように見えることから生まれたそうです。そう!こちらは羽衣湯包子というショウロンポウのようなメニューもあり涼麺と並んでお勧めだとか。この夏どちらもぜひ挑戦したいですね!
- 海老のフリッターが適度な脂のアクセントに
- まろやかなスープ。レシピは秘密なんだとか
- レトロな雰囲気。キープされたボトルの形が可愛い
- 常連さんが始まるのを心待ちにしているのに納得