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ラーメンを語り出したら止まらない!会社帰りも休日もラーメン三昧のOL本谷亜紀が女子にウケるラーメンをナビゲート

味の中華 羽衣

2013.07.26

テーマ「冷たい麺」

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men_500具とスープが別々に提供されます
main_500スープがこんなに入った冷やし中華って珍しいですね

 猛暑のせいもあり、この夏は冷やし中華にとことんはまっています。ラーメン店が出しているのも創意工夫があってとても好きですが老舗の中華料理屋さんの冷やし中華も高級感溢れる感じで良いですよね。今回ご紹介するのは「味の中華 羽衣 銀座本店」です。こちらのお店は、私の友人のお勧めで知りました。普段はラーメン屋さんを中心に食べ歩きをしているので中華料理店の麺を食べるのは久しぶりです!

 地下への階段を下っていくと、そこには洋風で落ち着いた雰囲気が広がっています。オーナーのこだわりで「中華料理店らしくないお店」にしたかったのだとか。夕方に伺いましたが店内は常連のお客様でにぎわっていました。

 今回いただいたのは「河南涼麺」(1050円)です。なんとこちらは具材とスープに入った麺がバラバラで出てきます。最初食べたとき戸惑ってしまいましたが、そこは店員さんが優しく教えてくれました。最初に具財を麺の上に移し、良く混ぜて食べます。ゴマ風味のつけダレに少し酸味も加わっています。スープの作り方は企業秘密だそうで詳しいことは伺えなかったのですが、まろやかなマヨネーズのようなコクを感じることもできました。この味はほかでは味わえませんね。


entrance中華というより洋食屋さんの雰囲気

 麺はツルツルでコシがあり、まろやかさを感じるスープと良く合いますね。
 具材はキュウリ、グリーンピース、錦糸卵、チャーシュー、春雨、そしてえびの天ぷら。
 春雨は冷やし中華の具材としては珍しいですよね!麺とは違ったのど越し、プチプチとはじける様な歯ごたえでなんとも楽しい食感です。
 ちなみにこの季節だとコースのシメでもこちらのメニューが味わえるということです。これは嬉しいですね。

 渋谷で創業した当時は、餃子を中心とした店だったそうですが銀座では大人の中華として親しまれています。多くのお客さんから暑くなってくると「冷やし中華まだ?」と問い合わせが入るほど人気メニューとして定着しています。
 ちなみに店名の由来は、餃子などの皮を湯に放った姿が天女の羽衣がゆらいでいるように見えることから生まれたそうです。そう!こちらは羽衣湯包子というショウロンポウのようなメニューもあり涼麺と並んでお勧めだとか。この夏どちらもぜひ挑戦したいですね!


  • えび海老のフリッターが適度な脂のアクセントに
  • スープまろやかなスープ。レシピは秘密なんだとか
  • 店レトロな雰囲気。キープされたボトルの形が可愛い
  • ごちそうさま常連さんが始まるのを心待ちにしているのに納得
味の中華 羽衣 銀座本店
住所 東京都中央区銀座7-12-14
TEL 03-3542-8560
営業時間 11:30~22:00
定休日 日・祝

本谷亜紀
本谷亜紀1988年埼玉県生まれ。幼少よりラーメンに親しみ、高校時代に食べ歩きを始める。大学入学後は、食べ歩きサークルを主宰する傍ら、2010年より『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で"ラーメン女子大生"として活動を開始。大学卒業後はラーメン評論家としての活動を本格化。
昨年は、らあめん花月嵐の期間限定メニュー「ベジラーメン菜菜」をプロデュースした他、「森田一義アワー 笑っていいとも!」のコーナー「私立 その道のプロ高校」において「ラーメンまる秘攻略術」と題し、2週連続で講師役を務め、さらには、FRIDAY、グランドジャンプ『ラーメンOL本谷亜紀の麺活!!』で連載を受け持つなど幅広く活動。
「ラーメンは美味しく楽しく」がモットー。年間350杯程度を食す。[著書]『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』(扶桑社)
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