平成23年7月31日 日本橋架橋100周年記念『名橋「日本橋」橋洗い』が行われました(まちの話題)
31日(日曜日)、現在の石造の橋に架け替えられてから今年で100周年を迎えた、国の重要文化財、名橋「日本橋」の年に一度のアカ落とし行事、『名橋「日本橋」橋洗い』(日本橋を洗う会)が、町会、交通少年団、消防少年団、近隣のデパート・商店、企業などから約1,600人の参加により行われました。
会場では、橋だけではなく川もきれいにしようと、日本橋川浄化セレモニーとしてEM団子(EM有用微生物群の入ったどろだんご)を一斉に橋の上から投げ入れました。
その後、橋洗いに先立ち、各地持ち寄りの名水を竹筒から橋中央に埋め込まれた「日本国道路元標」に注ぐ「名水水会わせ」を行うと、一斉に橋洗いを始めました。
参加者は、たわしやデッキブラシなどの清掃用具を持ち、EM洗剤を使い泡を作りながら、ていねいに磨いていました。子どもたちは、ホースから散水される水しぶきに歓声を上げたり、実際にホースから散水したりするなど、元気に橋洗いを楽しんでいました。
また、橋中央の日本国道路元標にさわれる数少ない機会とあって、参加者はわれ先にと、道路元標をたわしで磨いたり、道路元標と記念写真を撮っている人も大勢見られました。
最後の仕上げとして、橋の上高速道路の両側面に掲げられた徳川慶喜が揮毫した橋銘板に消防ホースから勢いよく水をかけると、その下に多くの子どもたちが集まり、冷たい水しぶきにずぶ濡れになりながらも、気持ち良さそうな様子が見られました。
およそ1時間半で、今年の橋洗いは無事終了しました。