
周辺の捜索を終え、引き揚げる捜査員=25日午後、山口県周南市
山口県周南市の連続殺人放火事件で、所在が確認できない男(63)が町おこしを提案したところ反対されたり、草刈りをして苦情を言われたりしたことなどをめぐり、周囲とあつれきが生じていたことが25日、知人らへの取材で分かった。
男は2年前、周南署に「周辺から悪口を言われ孤立している」と相談。周南署捜査本部は、事件との関連の有無についても調べている。
男を知る会社員によると、男は町おこしなどのほか、犬を飼ったところ「臭い」と言われるなど、周囲と関係がうまくいっていなかった様子だったという。