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民主党 細野幹事長辞任へ
7月23日 16時14分

民主党 細野幹事長辞任へ
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民主党の細野幹事長は、海江田代表と会談したあと記者団に対し、参議院選挙で大敗した責任を取って、選挙の総括を終える来月末をめどに幹事長を辞任することを明らかにしました。

民主党は、参議院選挙で大敗した責任を取りたいとして細野幹事長から辞表が提出されたことを受けて、役員会を開きました。
この中で、出席者からは「責任は執行部全体にある」などとして続投を求める意見などが相次いだものの、細野氏の辞意は固く、結論は出ませんでした。
このため、海江田代表は改めて慰留するため細野氏とおよそ1時間、会談しました。
細野氏は、このあと記者団に対し、「参議院選挙で17議席と過去最低の結果に終わり、首都東京で候補者を調整したにもかかわらず議席を失った。こうした結果について誰も責任を取らないということはありえない」と述べました。
そのうえで、細野氏は「辞任について海江田代表から了解を得た」と述べ、幹事長を辞任することを明らかにしました。
細野氏は辞任の時期について、沖縄県の尖閣諸島を巡る一連の発言が批判を受けた鳩山元総理大臣と、参議院選挙の東京選挙区で党の公認を取り消された無所属候補を支援した菅元総理大臣について、海江田代表とともに処分内容を検討したうえで、参議院選挙の総括を終えた来月末に、辞表が受理されることを明らかにしました。
海江田代表にとって、去年12月に政権を失ったあと二人三脚で党の信頼回復に取り組んできた細野氏が辞任することになった影響は少なくなく、海江田氏にとって党の立て直しに向けた道のりは、さらに険しいものになりそうです。

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