どこまでいっても女性は防波堤…by橋下徹
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えー、この男の理屈では、どこまでいっても女性は男性(兵士)の性犯罪の防波堤になることを
期待される存在であるようです…
(↑記事の最後に指摘されてますけど、橋下の基本的な事実の誤認はもう、 橋下徹という人間の「悪いクセ」と言うてもええみたい…というか、もしかするとこの男には 事実に基づいてしゃべろうとする気持ちがそもそもないかも知れへん…) この社説には橋下の発言の一部しか載ってないので、もう少し詳しくするとこうなります↓ 「端的に言えば、レイプを止めるためにそのような施設をつくった。沖縄県の女性が一生懸命になって、そういうことをやってくださった。そういう女性たちに感謝の念を表して、そこで悲惨な境遇を受けた場合にはおわびや反省もしなければいけない」 (by橋下徹 2013.7.5)この男は、はっきり、「レイプを止めるためにそのような施設をつくった」…と言うてるので 過去に慰安婦であった(慰安婦にされた)女性は、 「兵士の性犯罪の防波堤」としてがんばってくれた…ということになるそうです そんでも、この理屈は過去に日本軍が慰安婦制度をつくった理屈とまったくおんなじなので 「やっぱり、オマエ、過去の慰安婦制度を肯定してるやんけ!」…と、ぼくは思ってしまうんですが 思い出してみたら、これは単に過去の発言の繰り返しに過ぎないわけですわ↓ 「慰安婦制度は必要だった。軍の規律を維持するためには、当時は必要だった。 そんでも、この理屈を現代の一般男性による性犯罪にそのままあてはめると 「男性が引き起こす性犯罪の防波堤として」、現在の「合法的な風俗店」がある… ということになるんですけど、そもそも「合法的な風俗」の根拠となってる風俗営業法って、 そういう趣旨でつくられた法律なんでしょうか… (→そんなん違うに決まってるで!) しかし、この男はそんなことにはお構いなく、大阪市職員の性犯罪がもし増えたら、 その対策として風俗利用も考えるべきや…とも言うてましたよね↓
ということは、この男の理屈では、どこまでいっても女性は「風俗業」というものを通じて 男性が引き起こす性犯罪の防波堤になることを期待されてるんだ…ということになりますよね 親愛なる女性のみなさん、 橋下は、あなたがた女性が男性の性犯罪の防波堤になることを期待してるんです ここではっきり指摘しときますけど、橋下のような男がよく使う 一般女性が被害に遭うのを防ぐためだ…という理屈は単なる詭弁ですよ そやかて、こんなんどこまでいっても、女性に対して 誰かが性犯罪の犠牲になるのを避けたいなら、代わりの誰かが犠牲になってちょうだいね…という よくわからん…というか、実はトンデモナイ理屈になってるんですから それに、この理屈を別の視点で考えてみると、 性犯罪を犯そうとしてる男性を、「犯罪から救ってあげる」ために女性が頑張ってね… ということにもなるので、こんな理屈はどうしたって、 「女性のことを考えてるようでいて、実は全然考えてない」のがバレバレやないですか 橋下は、慰安婦問題を釈明?するためにつくった「私の認識と見解」という文書に 私の思想信条において、女性の尊厳は、基本的人権において欠くべからざる要素… …ってなことを書いてたんですけど、こんなん、単なる「言うたもん勝ち」でしかない、 まったくのデタラメやと思いませんか 改めて、親愛なる女性のみなさん、 このように、あなたがた女性の尊厳を男性の下に置くことを当然と考える橋下徹は 女性の敵であり、さらに男女いずれの尊厳に優劣などないと考える男性の敵でもあります そういうことを鑑みて、来る参議院選挙におきましては 橋下徹率いる維新の会に、あなたの価値ある一票が投じられることのないよう、 心からお願いする次第であります。。。 |