〔外為マーケットアイ〕ドル99.70円付近、他通貨ペアへの乗り換えに警戒も
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[東京 24日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<14:37> ドル99.70円付近、他通貨ペアへの乗り換えに警戒も
ドル/円は99.70円付近。ドル/円はこのところ100円前後でこう着感を強めているが、市場では「いずれ上がるとは思っているが、こんなに動かない通貨ペアを持っている意味はあるのかと、他通貨ペアに乗り換える動きが出てきてもおかしくない」(大手邦銀)と警戒する声が出ている。
この関係者によると、ドル/円を買い遅れているところや、ポジションに余裕があるところは押し目買いスタンスにあるものの、すでにロングを持ってしまっているところが大半で、そうしたところの中には「日本経済の先行きが見え始めてからロングを作り直しても遅くないのではないか」と考えるところも出始めている。この結果、想定レンジの上限近くまで上昇したらいったんロングを解消する動きも目立ち、これも100円台が重い理由のひとつになっているという。
<13:53> ドル99.68円付近、海外勢は消費税率引き上げの負の影響懸念も
ドル/円は99.68円付近。一時99.80円まで上昇したものの、押し戻されている。相場をけん引してきた海外勢はこのところ目立たないが、市場関係者によると、海外の投資家は成長戦略に不安を抱える中での消費税率引き上げのマイナスの影響について懸念しているという。
ある大手邦銀関係者は「消費税率引き上げの成長率へのマイナスの影響を打ち消す、あるいはそれ以上のインパクトのある政策がこの先出てくるのかどうか不安視する声が出てきている」と指摘。「今回、自民党は票を取るために規制撤廃を望まない人たちまで抱え込んでしまった。参院選には勝ったが、本当に規制改革ができるのかという懸念が出てきており、そうしたなかで消費税率引き上げが国内総生産(GDP)を押し下げることに関して不安が広がっている」と話していた。
<11:52> ドル99.65円付近、株安でドル買い続かず
ドル/円は99.65円付近。99.79円まで上昇したが、すぐに値を消した。短期筋のドル買いが流入したもようだが、「株安でそんなにドル買い/円売りはできない」(大手邦銀)との声が多く、ドル/円の上昇は続かなかった。邦銀関係者によれば、国内の実需筋は売買を手控えている。
<11:03> ドル/円強含み、中国PMI低下でドル買い戻し
ドル/円が強含み。99.68円付近。中国PMIが前月から低下したことでリスクオフムードが強まっている。前日のニューヨーク市場でドル安が強まったため、ドルが主要通貨に対して買い戻されている。主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数 は、中国のPMI発表後に82.04付近から82.159まで跳ね上がった。
<10:51> 豪ドル急落、中国PMIの低下を嫌気
豪ドルが急落。対ドル で0.9257ドル付近、対円 で92.16円付近。HSBCの7月中国製造業PMI速報値が47.7と、前月の48.2から低下したことが嫌気され、豪ドル売りが加速している。
<10:43> 豪ドル0.9310ドル付近、CPI発表で上下に振れる
豪ドル/ドル は0.9310ドル付近。オーストラリアの第2・四半期CPI発表後、0.9265ドルまで急落したが、すぐに上昇に転じて0.9316ドルをつけた。6月27日以来の高値。
第2・四半期の豪CPIは前期比プラス0.4%で、事前予想(同プラス0.5%)に届かなかった。前年比の伸び率も2.4%と事前予想(2.5%)を下回った。中銀トリム平均値では、前期比、前年比とも事前予想に一致した。
<10:15> 英ポンド1.5373ドル付近、ロイヤルベビー誕生も上昇要因に
英ポンド/ドル は1.5373ドル付近。主要通貨に対するドルロングの解消で、前日のニューヨーク時間には6月26日以来の高値をつけた。英国の予想より良好な経済指標、英中銀の金融政策でのハト派色の後退観測とポンドの上昇要因が相次いでいるが、ロイヤルベビーの誕生も上昇要因として意識されている。
ポンド/ドルは日足一目均衡表の雲入りをめぐって攻防を続けている(雲の下限は1.5381ドル)が、ロイヤルベビー誕生が「雲抜けへのきっかけになる」(大手信託銀行)とみられている。
英ウィリアム王子の妻キャサリン妃が第一子となる男児を出産し、英国中が祝賀ムードに沸いている。経済予測の専門家らは、緊縮策で冷え込む英国経済に対する波及効果が、短期的には5億2000万ポンド(約790億円)に上ると試算している。長期的には、祝賀ムードで国内の消費者センチメントが上向くとともに、英王室人気の拡大が海外での英国のイメージを支えることで、さらなる経済効果が期待できるという。
英調査会社ブランド・ファイナンスは、ロイヤルファミリーは英国で最も価値あるブランドだとし、2013年の同国経済には推定19億ポンド貢献すると分析している。同社のデービッド・ヘーグ最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、「王室が英国に長期的な経済価値をもたらすことはまず間違いない」とし、ロイヤルベビーが「リセッション(景気後退)から抜け出す中で大きな役割を果たす」と述べた。
<09:39> ドル99.57円付近、中国PMI後の豪ドルに注目
ドル/円は99.57円付近。前日の海外市場では上下動があったが、現水準は前日の東京時間と変わらないため、積極的にポジション形成に動く向きはみられないという。
日本時間午前には中国の7月製造業PMI速報値(HSBC)が発表される。大手信託銀行の関係者は「中国のPMIにつられて豪ドルが結構動くと思うので、それを受けてドル/円がどこまで引っ張られるか注目していこうと思っている」という。
<08:57> ドル99.50円付近、日本の貿易統計には反応薄
ドル/円は99.50円付近。日本の6月と13年上半期の貿易統計が発表されたが、反応薄。
6月貿易収支は1808億円の赤字となり、赤字額はロイター予測(1606億円の赤字)を上回った。13年上半期貿易収支は4兆8438億円の赤字で過去最大となった。
<08:47> ドル99.52円付近、弱い米指標がロング解消の引き金に
ドル/円は99.52円付近で停滞。「いまのところは上も下も行きづらい。100円台に売りを置いて、99円前半では買うというスタンスが有効かもしれない」(国内金融機関)との声が出ている。
前日のニューヨーク市場では主要通貨に対するドル安が強まったが「いままでのドルロングの巻き戻しが主体」(同)だという。そのうえで、同関係者は「出口戦略への道筋が示されたことでドルの先高観から買いが集まっていたが、このところの米経済指標では陰りが見えてきている部分があり、量的緩和の縮小開始が後ずれするのではないかとの思惑も出ている。弱い指標が出てくると、ロングポジションを落としたいという心理になりやすい」とする。前日発表された7月リッチモンド連銀景況指数は予想外のマイナスとなった。
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表しているIMM通貨先物の取組では、7月16日までの週にドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する投機筋の取組高は296億1000万ドルの買い越しとなり、買い越し額としては6週間ぶりの高水準となっている。
<07:55> きょうの予想レンジはドル99.10―100.10円、各国の指標で方向感模索
ドル/円は99.49円付近、ユーロ/ドルは1.3224ドル付近、ユーロ/円は131.54円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が99.10―100.10円、ユーロ/ドルが1.3170─1.3270ドル、ユーロ/円が130.80―132.10円。
前日の海外市場ではドル/円が伸び悩んだ。ロンドン時間に米10年債利回り が騰勢を強めると100円を回復したが、ニューヨーク時間に米10年債利回りが低下に転じると、主要通貨に対してドル安が強まった。ユーロ/ドルは6月21日以来、豪ドル/ドル は11日以来、英ポンド/ドル は6月26日以来の高値をつけた。
ドル/円のけさの水準は前日の東京時間と変わらず、積極的なポジション形成はしにくい状況だという。「各国で発表が相次ぐ経済指標で方向感を探る展開になりそうだ」(国内金融機関)との声が出ている。きょうのアジア時間に発表される重要指標には、日本の6月と2013年上半期の貿易統計、オーストラリアの第2・四半期CPI、中国の7月製造業PMI速報値(HSBC)がある。
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