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メンソールたばこは高依存性7月24日 11時59分
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アメリカ政府は、たばこによる健康被害がもとで亡くなる人が年間40万人以上にのぼるなか、はっかの成分であるメンソールを含んだたばこが、含まないものよりも依存性が高いとする報告書をまとめ、販売の規制が必要かどうか検討を始めました。
アメリカのFDA=食品医薬品局は23日、メンソールを含むたばこと、含まないたばこを比較した報告書を公表しました。
このなかでメンソールを含むたばこと含まないものでは肺がんなどの健康被害への影響の差はみられなかったものの、「メンソール特有の爽快感や鎮静作用が、たばこの煙の不快さをやわらげる効果がある」としたうえで「メンソールを含む方が依存性が高く喫煙をやめにくい」と結論づけています。
また、若年層の喫煙者の40%以上がメンソールを含むたばこを吸っていて、喫煙を始めるきっかけになる可能性があるということです。
アメリカでは、たばこによる健康被害がもとで亡くなる人が年間40万人以上に上っていることから、食品医薬品局は今回の報告書をもとに国民から広く意見を募って、メンソールを含むたばこの販売を規制する必要があるかどうか検討を始めました。
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