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カネボウ 2250人の肌に症状
7月23日 15時43分

カネボウ 2250人の肌に症状
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カネボウ化粧品が販売する「美白効果」をうたった化粧品を使った人に、肌がまだらに白くなる症状が出た問題で、会社側は、直径5センチ以上のものが残るなど明らかな症状が出た人が、これまでに2250人に上ったと発表しました。
また、問題の化粧品は消費者の手元にまだ9万個が残っているとして、改めて使用中止と回収への協力を呼びかけています。

この問題は、カネボウ化粧品が販売する「美白効果」をうたった化粧品を使った人の一部に、肌がまだらに白くなる「白斑」と呼ばれる症状が出たことが分かり、会社側が、商品を回収するとともに被害を調べているものです。
カネボウ化粧品は、23日、記者会見を開き、これまでに6808人から症状が出たと連絡があり、このうち2250人は、顔に白斑が出たり、白斑の大きさが5センチ以上になるなど、明らかな症状が出ているということです。
会社側では、被害の実態が把握できた段階で、医療費や通院費を過去までさかのぼって負担するとともに、賠償などについても基準を定めて支払う方針を明らかにしました。
また、問題の製品は、今月19日時点で36万個を自主回収しましたが、会社側は、まだおよそ9万個が購入した人の手元にあるとして、改めて使用をやめるとともに回収に協力するよう呼びかけています。
カネボウ化粧品の夏坂真澄社長は「経営責任として、発症された方が完治するまできちんと対応します」と述べるとともに、改めて陳謝しました。

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