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中国警戒機 「第一列島線」越える7月24日 18時23分
小野寺防衛大臣は、鹿児島県鹿屋市で記者団に対し、24日、中国軍機が、沖縄本島と宮古島の間にある公海の上空を通過し、初めて、日本列島から沖縄、そしてフィリピンを結ぶ、いわゆる「第一列島線」を越えたことを明らかにしました。
小野寺防衛大臣は、鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋航空基地を視察後、記者団に対し、「きょう午前から午後にかけて、中国の早期警戒機が、初めて沖縄本島と宮古島の間を通過した。これは中国側の言う『第一列島線』を越えて、初めて太平洋に進出したと言うことだ」と述べ、中国軍機が、日本列島から沖縄、そしてフィリピンを結ぶ、いわゆる「第一列島線」を初めて越えたことを明らかにしました。
そのうえで、小野寺大臣は「自衛隊機がスクランブルをかけて、警戒監視をしっかりしている。これからますます、中国が海洋進出をしてくる方向ではないかとみている」と述べました。
防衛省は、いわゆる「第一列島線」を越えてかなり遠方まで飛行したのは、これまでにない動きであり、中国の海洋進出の拡大の現れだとして、引き続き、警戒・監視を強化していくことにしています。
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