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80'S アイドルのススメ！（TOP） vol,１きゃんきゃん（キャンキャン ＣａｎＣａｎ） ソロ歌手とは別に「英国屋からの一言」で紹介してきたアイドル・グループもここで再編集 ♪ |
アイドル・グループ vol,１ きゃんきゃん（キャンキャン，Ｃａｎ Ｃａｎ)
（左）唐沢美香 からさわみか 1964年3月26日 １５７ｃｍ ４２ｋｇ 78-57-84 Ｏ型 趣味：ショッピング、テニス 家業はラーメン屋
（中）山本博美 やまもとひろみ 1962年11月26日 １６２ｃｍ ４８ｋｇ 81-60-86 Ａ型 趣味：お菓子作り バレーボール 家業は床屋
（右）桜井直美 さくらいなおみ 1966年3月20日 １６０ｃｍ ４６．５ｋｇ 79-60-86 Ａ型 趣味：小物集め バスケットボール 家業は八百屋
きゃんきゃんは花の1982年デビュー組で、も〜う例の70年代を代表する3人グループをこれ見よがしに充分に意識したネーミングと、明るい健康的なイメージで売り出したのは明白ですね。 当初の表記はキャンキャンで「あなたのサマーギャル」でデビュー。 今見てもブレークしててもおかしく無かった（？）可愛いルックスと楽しいカラフルな雰囲気を持ってましたが、歌う曲が少し古めというか82年という頃でもインパクトが薄く感じました。 82年には他のグループでも 「ハートブレイク太陽族」スターボー 「やったねＭＡＲＩＫＯ！」ラジオっ娘 「ＤＯ UP 愛・ing」シャワー など個性的というか色モノ的というか何というか（笑）・・・が居ましたので キャンキャン はイマイチ存在感に欠けましたね〜 しかし２nｄシングル「涙のＣ・Ｃガール」は当時より好きになった曲でして、開き直ったかの様に70年代アイドルのエッセンスを散りばめた如くの歌詞と曲調！ そして3人の振り付けまでも。「ヒットする！」と思ってたのですが・・・82年ですからね〜 新人賞を見据えた熱い攻防戦が繰りひろげられていたワケで、当時は「少女Ａ」中森明菜、「素敵なラブリー・ボーイ」小泉今日子、「オトナじゃないの」松本伊代 など程には全く至りませんでしたが。 そして１、２枚目までのシングル４曲を収録した１ｓｔアルバム「イエス・ウイ・アー・キャンキャン」も発売してますが悪くはないんですけど聴いた後にそれ程に印象に残る曲が少なくて、これまた少しばかりじゃなくホントに古臭い曲が多いんですよね。 その後は名前の表記を きゃんきゃんにしてメイン（一番真中：センター）を交代しての仕切り直し、新しい魅力を開拓しようとＤ・Ｊ風な作りでミニ・アルバム「きゃんきゃんのミッドナイト・ステーション」などというのも出ました。 ３ｒｄシングル「迷うルージュの色」はマイナー調で正に色っぽく攻めてくる歌い方でハーモニーも上手くこなせる様になった。 そして彼女達の最大の問題作にして最後のシングルになった４ｔｈ「なに？ お巡りさんが・・・」が夏に向けて発売され結構な露出のレコード・ジャケットと共にＴＶやラジオのリクエスト番組にも出演していたのだが、イキナリの解散・・・ 1年程の活動期間でした。 ラスト・シングルのＢ面曲が「ドクター・ストップ」って・・・そういう事なの？ってな感じ（笑）
でも２ｎｄ以向のシングルはどれも極上のアイドルＰＯＰSだと思いますし、アルバム曲でも３声コーラスでの歌声の曲もイイ感じだし是非とも復刻されるべきかなと。 シングル４曲は探せばオムニバス・アルバムで全てＣＤ化されてはいます。
リリース曲 アルバム、シングル（1982年〜1983年）
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シングル・リリース（１９８２〜８３年） |
1st「あなたのサマーギャル / 思い出のラスト・サマー」 1982年6月25日 Ａ作詞：友井久美子 作曲：都倉俊一 編曲：都倉俊一 Ｂ作詞：友井久美子 作曲：都倉俊一 編曲：都倉俊一
デビュー曲はＡ・Ｂ面共に“夏”をテーマにした曲で、爽やかでチョコっと色気も感じる初めましての挨拶代りといったＡ面、少しセンチに去年の夏を思い出す乙女チックなＢ面といった内容。 両曲とも後にアルバムに収録されたのと同じテイクとＭｉｘ。
2nd「涙のＣ・Ｃガール / 月影のラブレター」 1982年9月26日 Ａ作詞：友井久美子 作曲：都倉俊一 編曲：都倉俊一 Ｂ作詞：友井久美子 作曲：都倉俊一 編曲：都倉俊一
アイドル・グループなら都倉俊一！とばかりに70年代の大物アイドル・グループのあの曲やこんな曲を匂わせる曲調とアレンジ。 そこの王道路線で開花させたかったのが痛いほど判るので個人的には「涙のＣ・Ｃガール」は名曲だと確信してます。
Ｂ面はアルバムのラストにも収録された切ないスロー・バラードで、薄味だがキューンとくる。
３ｒd「迷うルージュの色 / 泣いてシンデレラ」 1983年1月21日 Ａ作詞:友井久美子 作曲:渡辺敬之 編曲:松井忠重 Ｂ作詞:友井久美子 作曲:松井忠重 編曲:松井忠重
センターが山本博美さんに交代しての意欲作。マイナー調に出だしはいきなり３声ハーモニーで攻めてくるし、お色気具合も増量された感じだ。 ブリッジ部では一転してメジャー調に変わるなど抑揚のある曲構成や、グイグイ迫るチョッパー・ベースのエグいアレンジもカッコいい。
Ｂ面は今までの要素を引き継ぐ可愛らしい歌詞のミディアム・テンポの明るめな曲。
4th「なに？お巡りさんが・・・ / ドクター・ストップ」 1983年6月21日 Ａ作詞:阿久悠 作曲:川口真 編曲:川口真 Ｂ作詞:阿久悠 作曲:川口真 編曲:川口真
この曲は頭の中がウニっちゃう位の奇天烈な歌詞とハジケたアレンジやＭｉｘなど恐るべき曲だと断言しましょう。これ８３年の当時に聴いた時の衝撃は忘れませんね〜 パトカーのサイレンを真似たシンセのフレーズ、ロックに歪んだＥ・ギターの音、エフェクトが掛けられた出だしのヴォーカル・・・ これは或る意味、最強の夏ソングだ！
Ｂ面は切ないスロー・テンポのロッカ・バラードで「月影のラブレター」と同タイプの曲。題名程のインパクトはないけど以前の面影をココに残してくれてたのかも。
アルバム・リリース（１９８２年）
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ファースト・アルバム イエス・ウィ・アー・キャンキャン （10曲） テイチク・ユニオン （ＧＵ−４０）１９８２年 ９月２６日 ￥２５００ |
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Ａ��「涙のＣ・Ｃガール」
作詞：友井久美子 作曲：都倉俊一 編曲：都倉俊一 |
特典として １、見開きジャケット ２、歌詞カード兼美麗写真集 ３、特製センターレーベル ４、特大ポスター（予約特典） ってスゴイ気合いの入った作りのアルバム。 当時の最新シングル「涙のＣ・Ｃガール」をオープニングに持ってきて（ブレイクに備えての）意気込みも準備万端！ しかしソコまでには至りませんでしたが。 作詞家も作曲・編曲家も全て同じ一人で揃えていて統一された内容は悪くは無いですが、いま一つバリエーションの展開が少ないのは否めません。 もう、70年代の ●ンク・●ディー とか ●ャンディーズ とかの頃の楽曲を殆どそのまま意識してるのが見え見えなんですが、時折「フゥ〜」とか「アウっ！」みたいな3人でのシャウトはあるものの、もう少しハジケた要素を盛り込んでも良かったとは思うほど全体でも「こんなもんだろう」的な70点主義な楽曲が多い印象です。 それでもＡ��「涙のＣ・Ｃガール」の70年代アイドル・ポップス全開さは確信犯的で却って清々しい位だし、��「悪魔にハートじかけ」の“語り”での演出具合もどこかくすぐったい感じで堪らないかも（笑） 秋口の発売だった事もあってかＡ��「Water Color Season」、Ｂ��「思い出のラスト・サマー」など過ぎた夏の恋を思い返すバラード曲（曲調は明るめ）も“ちょっぴりセンチ”な感じでツボを押えてます。 Ａ��「Please Mr.Postman」とかデビュー曲のＢ��「あなたのサマーギャル」、Ｂ��「気まぐれ指数」などは爽やかでいながら、おきゃんな雰囲気のＰＯＰＳになっているし、Ａ��「チャンスは三度」はテンポの速いシャッフルのリズムでノリノリのナンバーになってたり、全体を通じて楽しい曲が多いです。ラストＢ��「月影のラブレター」だけはしんみりとした純情な乙女心を歌って閉めてますが。 歌の方は3人でユニゾンのまま始まりサビのパートなど要所要所に３声ハーモニーでキメてくれてたりと、グループとして基本的な土台は確立されてて決して安直にデビューしたのではなくて作曲・編曲を担当した都倉さんにそれなりのヴォーカル・レッスンを受けたのかもしれないと思わせる。
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セカンド・ミニ・アルバム きゃんきゃんのミッドナイト・ステーション （6曲） テイチク・ユニオン （ＪＵＰ−２００５） １９８２年 1１月２１日 ￥１８００ 45rpm |
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A 〜博美のLonely Night〜 B 〜きゃんきゃん愛言葉〜
ナレーションＢＧＭ「TOO MUCH HEAVEN」 作曲：M・Gibb/Ｂ・ M・Gibb 編曲：羽田健太郎 （全曲が未ＣＤ化のままである 既出のＢ�い鰐�30秒くらいでフェード・アウトする） |
８２年の暮れに発売された6曲入りのミニ・アルバムで45rpmなので今ならＭａｘｉシングルに相当する、“アナザー・サイドきゃんきゃん”といった一面を披露した内容といえる。 レコード盤は両面共にピクチャー仕様になっており、Ａ面が山本博美だけでＢ面の方が3人で映っているという、露骨に山本さんをメインに担ぎ出そうとする魂胆が何かキナ臭い（笑） 内容もＡ面が殆どメインに交代した山本博美（後にグラビア・モデルとして活躍後→京本正樹と結婚）のナレーションで始まり、かなりファンに媚びた内容は賛否両論だったろう。 そしてスタンダードなカバー曲もソロで歌うだけでなく、男女デュエット「ヘイ・ポーラ」では男性側のパートはカラオケになっていて「どうぞ、一緒に歌ってね♪」といった内容に！なんか凄まじい事になってます・・・。 Ｂ面でやっと３人が揃い正におきゃんなおしゃべりやナレーションで楽しさ全開。 今までの楽曲を引き継ぐ明るい曲がメインですが作詞家が変わった事で、言葉遊び風な箇所もあったりハーモニーを重ねるパートも増えていて一層カラフルになった印象だがストリングスやブラス隊などは出番がなくシンセやキーボードがメインの薄目なアレンジになっている。 Ｂ��「ウイ・アー・キャンキャン」は１ｓｔアルバムの題名そのままの元気で楽しい曲、Ｂ��「チャーミングって言わないで」はハーモニーで聴かせるパートの多いＰＯＰな曲、Ｂ��「きゃんきゃん愛言葉」はファンへ向けてのサービスが感じられる明るい曲。 ジャケットから感じる下世話さも手伝い“色モノ”的なアルバムと見られ勝ちだが、ここでしか聴けない曲ばかりで構成されてるし、きゃんきゃんのキャラクターを知るには是非とも聴いておくべきアルバムである。
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ＣＤ化されてる楽曲 ＣＤ紹介 |
（左上）「テイチク８０’Ｓアイドル・コレクション TEICHIKU CUTIES」TECH-25021 テイチク 2004年8月25日 ￥２，５００
最も最近に発売されたテイチクのＶＡアルバムで、２曲目に２ndシングル「涙のＣ・Ｃガール」が収録されている。 当たり前だがデジタルでこの曲が聴けてホントに感激したものだ。 他にもマニア泣かせの激レア音源が満載！（英国屋が好きな八木美代子 清水香織 佐藤忍 エンジェルス など） ちなみに姉妹品「テイチク７０’Ｓアイドル・コレクション」もある。
（右上）「お・し・え・て・アイドル テイチク編 愛されたがっているくせに」 PCD-1371 テイチク＆ブルース・インターアクションズ 2000年12月25日 ￥２，８００
８０’ｓアイドル・フリークには正にバイブル的な「お・し・え・て・アイドル」シリーズのテイチク編。 ここには４ｔｈシングル「なに？お巡りさんが・・・」が収録！ 脳髄に響き渡るデジタル・サウンドを聴け〜っ！ てなもんの或る意味、究極のきゃんきゃんＳＯＮＧが炸裂している！
（左下）「ガール・グループ天国 vol,3 みんなキャンディーズになりたかった」 SPW-10037 新星堂（パレード・レーベル：協力 渡辺プロ） 2003年6月1日 ￥１，５７５
渡辺プロの音源協力の基に3人組アイドルが大集合！ きゃんきゃんも負けじとばかり３ｒｄシングル「迷うルージュの色」で応戦！ この濃いメンツの中でも決して引けを取らない存在感！（おい、おいっ）
（右下）「Forever and ever 〜永遠のアイドル〜」 TECN-30413,30414（ＣＤ2枚組） テイチク 1998年9月23日 ￥３，０００
2枚組、31曲で70年代からテイチク・レコード所属だったアイドルの貴重なデビュー曲などを網羅している。 ＣＤ1枚目の9曲目に１ｓｔシングル「あなたのサマー・ギャル」が収録されてます。 と一応これで全てのシングル曲がデジタル化されております。
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紙ジャケCD 作成：英国屋 |
きゃんきゃん（キャンキャン、ＣａｎＣａｎ） 「コンプリート・ソングス」
彼女達が所属してましたレコード会社「テイチク」はこのＵＮＩＯＮレーベル系が近年はかなりのアイドル復刻モノが出てまして、70年代アイドル・グループ、渡辺桂子、北原佐和子、芳本美代子や他にも多数のオムニバスＣＤも発売されていて僕は次の復刻はきゃんきゃんしかないだろうと・・・待つこと数年ですが残念ながら音沙汰なし。 まぁいつの間にかアナログ・レコード盤も全て揃った事もあってこれまた自分でＣＤ化するしかないかなと作りました。
キャンキャン（ＣａｎＣａｎ） 「イエス・ウィ・アー キャンキャン」（１９８２年）
英国屋：作成 紙ジャケCD
� 嵶泙裡叩Γ奪�ール」 �◆岼�魔にハートじかけ」 ��「Water Color Season」 �ぁ�Please Mr.Postman」 �ァ屮船礇鵐垢六暗�」 �Α屬△覆燭離汽沺�
ギャル」 �А屮札鵐船瓮鵐織襦Ε帖璽螢鵐亜廖´─峪廚そ个離薀好函Ε汽沺次廖´�「気まぐれ指数」 ��「月影のラブレター」 （全1０曲）
� 銑イ�A面曲 �Α銑�はＢ面曲（�Ν┌隠鵤凜轡鵐哀襦´´�２nd シングル）
きゃんきゃん（ＣａｎＣａｎ） 「きゃんきゃんのミッドナイト・ステーション（＋シングル）」 （１９８２〜８３年）
英国屋：作成 紙ジャケCD
� 崘酥�のLonely Night（ナレーション）」 �◆屬△覦Δ了蹇廖´�「ヘイ・ポーラ」 �ぁ屬�ゃんきゃん愛言葉（ナレーション）」 �ァ屮ΕぁΕ◆次Ε�ャンキャン」 �Α屮船磧璽潺鵐阿辰童世錣覆い如廖´А�きゃんきゃん愛言葉」 �─嵬造Ε襦璽献紊凌А廖´�「泣いてシンデレラ」 ��「なに？お巡りさんが・・・」 ��「ドクター・ストップ」 （全11曲）
� 銑�はA面曲 �ぁ銑Г�B面曲 �┃�３ｒｄシングル ����４ｔｈシングル
おしゃべりをチョッとだけ載せました〜
（アナログ音源のため一部ノイズ有ります）
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「紙ジャケでＧO!」のページでもチョコっと紹介してますが「エレコム製ＣＤ紙ジャケットが作れるキット」（ダブル・タイプ）で製作しました、きゃんきゃんのＣＤ２枚。 実は曲数は２１曲ありますけど、８０分のＣＤ−Ｒなら１枚でも充分に収まるんですが敢えてアルバム２枚の装丁に分けて収録するオタクさ（笑） しかも中にはアルバムからのピンナップやプロフィール紹介などもレイアウトして加えてしまって、更にＣＤのレーベル面も上手く印刷しても〜う自己満足！ （08年２月頃の作成でした）
上の紙ジャケ制作方法など紹介 「紙ジャケでＧＯ！」
紙ジャケットＣＤの製作をババーン！と載せてみたページ。コレを見たらきっと貴方も・・・作りたくなるはずっ♪
きゃんきゃん(Can Can、キャンキャン）画像集 |
↓ シングル盤＆アルバム盤のピクチャー・レーベル集
↓ アルバム「イエス・ウィ・アー・キャンキャン」より
↓ アルバム「きゃんきゃんのミッドナイト・ステーション」より
↓ 各シングルの内ジャケットより
アイドル系雑誌より
8/15 NEW ! 画像追加！（「壁紙ルーム」でもカベガミ追加）
写真集より （キャンキャン 山本博美）
「キャンキャン CanCan」新英出版 １９８３年４月２０日 ￥８８0
デビューして約１年後に発売された貴重な写真集。 グループ名としては既に“きゃんきゃん”表記になっているのだが、ここでは何故か“キャンキャン CanCan”という従来での題名にしての意図はなんだったんだろうか？（もっと発売が早く予定されてたのかも） 内容としてはハワイでのロケでカラフルでトロピカルな画像も多く、化粧の仕方が少し時代を感じるが３人でのカラフルなイメージが際立つアイドル王道の作り。 ＣＭ出演してた“カップスター”のロケ風景なども見られて「あっ、そういえば見たよなぁ〜」と思い出す画像も（笑）
「博美・最高！！」 大陸書房 １９８８年６月１４日 ￥1,300
きゃんきゃん解散からしばらくはグラビア系やアシスタントなどで活動していたようで、これもきゃんきゃん時代からは既に５年後の写真集だが博美ファンの為に！ 題名が安直過ぎて笑えないが（笑）既に２５歳となっているはずだが肌も綺麗で女性としても素敵になった魅力を感じる充実した内容。
PRESENTED BY:英国屋 （Mail: 感想、ツッコミ、要望など） 80'sアイドルのススメ！ＢＢＳ
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