東アジアカップのオーストラリア戦(25日)でのスタメンが濃厚な日本代表FW豊田陽平(28=鳥栖)は本紙の直撃に、高校の後輩MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)との“本当の関係”を明かした。
――ドローだった中国戦は出番がなかった
豊田:最後の方はお互いに疲れてきて、ロングボールとかになった。その時に何とか競り勝ってマイボールにしたりとかが、何か(試合に出た時の)基準点になるのかなと思った。でも出ていないので、どうこう言う必要はないですけど…。
――オーストラリア戦は先発の可能性が高い
豊田:チャンスがあるかまだ分からないけど、しっかり準備をして自分の良さを出したいです。
――恩師の石川・星稜高サッカー部・河崎護監督(53)は「本田の良さを引き出せる」と話している
豊田:(本田と)一緒にやっていた時から月日はたつけど、一緒にやりたいというのはある。彼がどんな人生を送ってきて、どんなサッカー観を歩んできたかは、ちょっと距離があって分からないけど。(ほかの代表選手よりは)少なくとも長くやっている人間だと思う。
――河崎監督は「本田が唯一頭が上がらない存在」とも指摘
豊田:そこまでではないですけど(笑い)。(先輩という)立場は立場ですけど、アイツはボクの言うことを聞かないですから。本田がリスペクトしていた? そんなことなかったですよ…。歯向かってきたことはないけど、言い争いは日常茶飯事でしたね。
――でも最後は豊田選手の言うことを聞く
豊田:そんなすぐに(意見を)曲げるようなやつじゃないんで、どっちかが折り合いをつけて…という感じでした。
――今大会には同じく星稜の後輩DF鈴木大輔(23=柏)も入った。2人が代表に残れば、一大派閥となる
豊田:ボク自身は純粋な石川県人という思いが強いんですよ。(大阪出身の)本田は石川県民的な扱いをされていますが、高校3年間だけなんで…。ボクは石川県を背負って戦いたいと思いますし、星稜のためにも頑張りたいです。
東京スポーツ新聞社が運営する携帯サイト「東スポ芸能」で、AKB48の研究生・峯岸みなみ(20)が連載コラム「AKB48峯岸みなみの研究生じろじろリポート(略称じろリポ)」を担当。昇格を目指す研究生たちの素顔を紹介します。