クラーク遅刻事件で中日大荒れムード
2013年07月24日 16時00分
リーグ後半戦に向けて23日、ナゴヤドームで全体練習を行った中日だがチームには不穏なムードが漂い始めている。
発端は、この日の練習にマット・クラーク内野手(26)が遅刻したことだ。練習は午後1時開始だったがクラークは来日していた大リーグ・アストロズのリポーターとして活躍する恋人のジュリア・モラレスさん(28)が帰国するのを中部国際空港まで直接見送りに行きたいと首脳陣に直訴。出発時刻なども考慮した結果、練習には1時間遅れで参加することが了承されたが、クラークはその約束から30分遅れの午後2時半にグラウンドへ姿を現し、首脳陣らの怒りが爆発した。
井上打撃コーチは「普通だったら二軍行き。タクシーがどうとか、いろいろ言い訳していたけど、特別に考慮したつもりなのに時間や規則は守らないといけない。イエローカードだ!」とカンカン。クラークは「日本のルールなので従わなければいけなかった。迷惑をかけて申し訳ない」と平謝りだったが、この一連の流れにナインらが冷ややかな反応を示した。
ある選手は「そもそも首脳陣がクラークにだけ特例を認めたこと自体が間違いでしょ。後からなんで遅刻したとか責めてもしょうがないと思う」とチクリ。チーム関係者は「遅刻したのは事実なんだから他チームのようにクラークから罰金を取るなり、出場登録を抹消するぐらい厳重な処分を下さないと、他の選手たちに示しがつかない。チームの士気にもかかわりかねない」と首脳陣の甘い姿勢を糾弾だ。
高木監督は「残り60試合一丸でやっていくしかない」と意気込むが、こんな空気が充満した状態で後半戦の巻き返しは大丈夫か。
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