トップ > スポーツ > 野球 > 阪神ナインに“魔の7回”後遺症

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

阪神ナインに“魔の7回”後遺症
2013年07月24日 16時00分

7回からマウンドに上がったメッセンジャー(左)は長野(右)に3ランを打たれるなど5失点(17日、T×G第3戦)

 阪神は23日、後半戦開幕となる24日からのヤクルト戦(神宮)のために東上した。2・5ゲーム差の首位・巨人を追撃するためにも開幕ダッシュを決めたいところだが、大きな不安が生じている。“魔の7回後遺症”だ。すでにナインの間でも恐怖心が芽生えており、チーム全体に悪影響を及ぼすことも懸念される深刻な状況だ。

 

 甲子園球場での最終調整を終えた和田監督は「今季開幕した神宮で同じ気持ちでスタートできる。初心に帰り、もう一回、いくぞとなるゲームにしたい」と意気込んだ。8年ぶりリーグ優勝に向けた勝負がいよいよ佳境となる後半戦。追いかける立場だけにマッチレースとなっている巨人はもちろん残り4球団に対しても負けられない試合が続く。ところが、チーム内には気になる兆候が表れている。

 

「ああいうことがあるからね。本当に野球は怖いよ。巨人が強いということも思い知らされたし…」。前半戦終了後、ナインの間では、こんな会話が飛び交っているというのだ。“ああいうこと”が起こったのは前半戦最後の巨人3連戦のことだ。2戦目(16日)で3点リードの7回表に一挙8点を許し逆転負け。翌日の3戦目(17日)でも同じ7回表に5点を奪われ、6点リードの楽勝ムードが一気に吹き飛んでしまった。

 

 2日連続で衝撃的な猛攻を受けたことであらためて巨人の強さを痛感させられるとともに恐怖心も生まれてしまった。コーチの1人も「あれで巨人に対する変な苦手意識が植えつけられてしまったかもしれない。それに他のチームが相手でも終盤に大量失点があるとおびえながら戦わなければいけない。中継ぎは不安を抱えながらマウンドに上がる。打者には序盤から1点でも多く点を取らなきゃいけないという焦りも生じるし、先発投手も点をやれないという力みが出てしまう」と後遺症がチーム全体に波及することを心配している。

 

 今後はただでさえ重圧の中で戦うことを強いられる。その上“魔の7回後遺症”による精神的不利を抱えながらプレーするとなれば本来の力も発揮できなくなってしまう。この後遺症を払拭できるか。後半戦スタート直後の戦いぶりが鍵になりそうだ。

 

 





ピックアップ
「ミス東スポ2014」好評開催中
好評開催中「ミス東スポ2014」。第2回戦に進出した20人がサバイバルオーディションを繰り広げている。ミス東スポ候補を動画でも紹介!

AKB峯岸みなみ「東スポ芸能」で好評連載
東京スポーツ新聞社が運営する携帯サイト「東スポ芸能」で、AKB48の研究生・峯岸みなみ(20)が連載コラム「AKB48峯岸みなみの研究生じろじろリポート(略称じろリポ)」を担当。昇格を目指す研究生たちの素顔を紹介します。

「アニメコンテンツエキスポ2013」美女ギャラリー
3月30日、31日に千葉・幕張メッセで開催された「アニメコンテンツエキスポ2013」で会場の華となっていた各ブースの美女たちを一挙紹介!

おすすめコンテンツ
オトコの悩みもバッチリ癒します!「占い師の助言DX」

「2013ミス・アース」日本代表は、堀川優さんに決定!

東スポ動画
大ヒット映画「テッド」のブルーレイ&DVDが24日にジェネオン・ユニバーサル・エンターテインメントから発売される。
注目コンテンツ
開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。