「北限の海女」素潜り漁実演スタート/久慈(2013/07/21 09:28)
海女の素潜り漁実演で採ったウニを手にする海女=20日午前、久慈市小袖海岸
 久慈市小袖海岸で20日、「北限の海女」による一般観光客向けの素潜り漁の実演が始まった。全国的なブームとなっているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の主要な舞台として、脚光を浴びる注目スポットに“主役”が登場。東日本大震災からの復興を目指す三陸海岸の観光の目玉となるだけに、地元ではさらなる誘客への期待が高まっている。
 素潜り実演は例年7月1日に始まるが、今年は現地ロケのため延期となっていた。あまちゃん効果を見込み、昨年まで1日1回だった実演を3回まで増やした。
 開催日は9月末までの土日祝日。平日は予約制で10人以上の団体客を受け入れており、例年を上回る申し込みが寄せられている。
 実演初日は数日ぶりに晴れ間が広がり、数百人の観光客が集まった。水温は15度とかなり低めだったが、かすりはんてん姿の「小袖北限の海女の会」のメンバー5人は午前10時20分、同11時20分、午後2時20分からの3回にわたり、水深7〜8メートルまで潜水しての漁を披露。海面から「採ったよー」とウニなどを掲げると、観光客から拍手や歓声が湧いた。
【写真説明】
海女の素潜り漁実演で採ったウニを手にする海女=20日午前、久慈市小袖海岸

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