Marehitoの溺れる魚は鳥かもしれない

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『きっこのブログ』補完

[リライト]
きっこ氏のブログには、元原稿があります。それを「リライト」して、自分のブログに組み込んでいます。そうでなければ、あれほど詳細に、様々なことを、時には専門用語も交えながら描写、解説することは不可能だからです。


[サプライヤー]
つまり、定期的にまとまった量の原稿が、メールか、FAXか、郵送で彼女の元に届いていると推測することが可能です。彼女が芸能裏情報をかき集めるために、「張り巡らせたアンテナ」に引っ掛かってくるようになった情報の供給者からです。


[タイムラグ]
耐震強度偽装問題の時は、彼女は11月21日の時点で、最悪のゴールデントライアングル(ヒューザー、姉歯、木村建設)の背後にある「ホントの黒幕」は自民党の政治家2人、広域ホニャララ団、右よりの政治団体、さらにその裏には村上ファンド!がいると、明言しています。そして、でも一番悪いのは木村建設だ、主張するわけです。

ところが、11月24日に突然、「本当の黒幕」は「株式会社総合経営研究所」の「内河健」、ということに変更されるのです。「ホント」と「本当」の「黒幕」の違いはどこから来たのでしょうか?それは情報の供給者が、送ってくる追加情報によって、ブログ内の情報に「タイムラグ」が生じているからだと考えられます。多分21日の時点では彼女は、総合研究所も内河の事も、全く知らなかったのではないでしょうか。

そう考えると、21日の日記の「ホントの黒幕」というのが、かなり思いつきっぽいことが分かりますね。もちろん自民党の政治家というのは、伊藤はあたりですが、これもまぐれというか、とりあえず悪そうなの並べとけみたいな、実にいいかげんな感じがします。彼女自身、「あたしが調べただけでも」と断っていますが、「村上ファン怒」の関与の話はその後どうなったんでしょう(笑)

謎めいた事件の黒幕に、とりあえず自民党の政治家と、広域暴力団と、右翼団体と、胡散臭い投資ファンドのファンドマネジャーの名前をあげとけば、どれかかするだろ、みたいな実にいいかげんな感じがこの人の特徴ですね。かなり詳細に事実を語っている振りをしながら、実に巧妙にいいかげんな情報を滑り込ませてくるのです。



[バイアス]
耐震強度偽装問題、BSE問題、元ライブドア社員野口氏「怪死」事件と、彼女のブログを読みながら、つくづく感じたのは、「バイアス」をかけているのは誰か?ということでした。アングラ情報を手際よく加工しながら、明確な政治的意図の元に、読者をミスリードするようなシナリオを構成しているのが、きっこ氏本人なのか、その背後で彼女をハンドリングする情報提供者なのか、このへんがよく分からない。彼女のファナティックな反コイズミ的な政治スタンスも、彼女本来のものなのか、その背後にいる人間の影響によるものなのか、このへんも分からないです。

共通して言えるのは、全ての問題の責任は小泉政権にある、という結論でシナリオが締めくくられているということです。さまざまな負の要因、事件の背後にある黒幕が、牽強付会などという言葉では定義できないような無理やりさで、次々と小泉政権へと関連付けられていきます。

現時点では、ポスト小泉レースへの排除を目的しているとしか思えない、安倍官房長官に対する露骨な集中攻撃が展開されているようです。

逆にこうした誘導シナリオを、「きっこ」という「メディア」を基点に流通させることによって、メリットのある政治勢力こそが、彼女の背後にいるのではないか、という推測が成り立つでしょう。

[きっこの株価に対する奇妙な愛情]
きっこ氏は、株はよく分からない、と発言しています。しかしその発言とはうらはらに、株価に対してなんとも奇妙な執着を示すのです。11月20『建築界のゴールデントライアングル』でも、ヒューザー、木村建設、姉歯を槍玉に挙げた後、「このトンデモナイ会社、「株式会社ヒューザー」や「木村建設株式会社」の株価が今後どうなって行くのかは皆さんのご想像にお任せするとして」と、なんとも唐突に「株価」の話に注意が向けられる。まるで、私のブログで告発された以上、株価が暴落するのは当然でしょう?と言わんばかりです。

2月2日の『はじめてのおつかい』では、「ま、あたし的には、「サイバーファーム」とか「サイオン」とか「エアードルフィン」とかの名前がマスコミに登場するようになってから、ゆっくりとライブドア事件の続報を書こうかと思う今日この頃なのだ。と、唐突に企業名を列挙します。ここでは「株価」を心配してはいないけれど、こうした含みのある書き方をされれば、名前をあげられた企業の株価に大きな影響がでることを、彼女は十分知っているわけです。

これは後にサイバーファーム問題へとつながっていく訳ですが、彼女のブログにおける、露骨な株価操作攻撃とも言える戦術は、単なる社会正義を実現するための手段と言い切れない、ある種の違和感を常に感じさせるのです。情報がマスメディアに出る前に、ブログで流すことによって、意図的に株価の変動するタイミングを独占し、何らかの・・・





[きっこ自身]
切込隊長BLOG『よく調べる連中もいるもんだ』で、切込隊長が、きっこ氏に対するかなり確度の高いと判断した情報をピックアップしています。このあたりでは、彼女の背後にいる人物が、「人間の盾」のカメラマン、梅基展央氏であると指摘されています。

そして、いかにもアングラっぽいタレコミとしては、二階堂ドットコムの『貴様ら!他の人のいうことも聞いてくださいよ』で、かなりきつい告発がされています。ここでも彼女の背後にいるのはカメラマンの梅基展央氏であるのは、既定路線という形で話が展開しています。そして民主党の仙石由人氏(こりゃまたきついw)の名前も出てきていますね・・・

酒とアザラシと怠惰な日々のmittyuさんは、BSE問題に対してのきっこ氏の発言を専門的な立場から検証しています。つっこみどころがありすぎて、困っていらっしゃるみたいです(笑)

今後、こうしたリークや検証がネット上をいかなる形で流通し、どう作用していくのか、注視していきたいと思います。

こうした指摘の全てが真実であるか否かは別としても、ある意味、きっこ氏自身が誰であるかという問題は、彼女を背後でハンドリングしている情報提供者が誰であるかが分かればほとんど意味が無くなってしまう問題なのだと、あらためて気づかされるような気もします。しかし、これも軽率な判断ですね。変な例えですが、ソクラテスとプラトンの線引きの難しさみたいな問題もあるはずですから。虚像と実像、しかしそれはともに時代の制約下における、認識の枠組みが作り出す光と影のようなものかもしれません。

時代の告発者であり、正義の最期の守護者に見えた者が、実は別の悪徳の潜勢力の発現にすぎないのかもしれません。表だと思っていたものが裏であり、ゴールだと思った場所が、スタート地点であるような、メビウスの輪のような奇妙な時代を、私たちが生きているのだとしたなら、「ほりえもん」も「きっこ」もまた、私たちのゆがんだ欲望を合わせ鏡のように映し出す、どす黒く輝く聖なるアイコンなのかもしれません。
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by SpeedPoetEX | 2006-02-11 07:01 | ニュースやぶにらみ