発熱で途中交代した俊輔（左）

　横浜Ｍが２３日、日産スタジアムで、日本代表ＦＷ香川真司（２４）が所属するイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドと対戦し３－２で下した。

　先発したＭＦ中村俊輔（３５）は前半２０分に早々と交代。後半途中から出場した香川との新旧日本代表１０番対決は実現しなかった。

　樋口監督によれば「昨日から発熱があって体調が悪かった。ウオーミングアップの時もどうかと思ったが、本人から『トライできるだけやりたい』と申し出があった」。俊輔は交代後に治療のため試合中にスタジアムを後にした。

　これに地団駄を踏んだのが中継局のＴＢＳだ。試合前は“注目の１０番対決”で盛り上げてきただけに、同局関係者からは「香川を最初から出してくれればよかったのに…」とマンＵへの恨み節も聞こえてきた。香川の限定出場は想定内だったが、それならば先発させて俊輔との２ショットを一瞬でも作ってほしかったというわけだ。

　とはいえ、誰よりも無念なのは俊輔だろうが…。

週刊サッカーマガジン増刊 マンチェスター・ユナイテッドNAVI (ナビ) 2013年 8/15号 [雑誌]

posted at 2013.7.24

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