MLB=薬物違反のロドリゲス、永久追放の可能性も
ロイター 7月24日(水)11時53分配信
[23日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)機構の元コミッショナー、フェイ・ビンセント氏は23日、薬物規定違反により、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス三塁手にも厳しい処分が下るだろうと語った。
MLBは22日、12人以上の選手がフロリダ州のクリニックから薬物の提供を受けたとされるドーピングスキャンダルで、ブルワーズのスター選手ライアン・ブラウン外野手に今季残り試合に当たる65試合の出場停止処分を下した。ロドリゲスも同スキャンダルに関与したとされている。
ビンセント氏は、ロドリゲスもブラウン同様に、嘆願によって処分の交渉を行っていると予想。ただし、ブラウンよりもドーピングの内容がひどいことが予測され、永久追放処分が下る可能性もあると指摘した。
また、「(現コミッショナーの)バド・セリグは将来的には永久追放もあるとの警告を発するべきだ。コミッショナーとしての実績が残るだろう」と語った。
ロドリゲスは2017年までの契約で、ヤンキースには約1億ドル(約99億5000万円)の支払いが残っている。
最終更新:7月24日(水)11時53分