Google Playブックスがepubとpdfのファイルアップロードに対応したということで、試してみた。
今回は石川温さんのブロマガ(メルマガ)で試すことにした。ブロマガではメール配信とともに、epubファイルを簡単にダウンロード出来る。
まずはアップロード
ファイルのアップロードはGoogle Playのサイト上から。
Google Playのトップページからマイブックへ。
ファイルをアップロードをクリック。
アップロード画面。ファイルを指定してアップロードすれば追加される。
アップロードした書籍
次は実際に各端末で開いてみる。
各端末のスクリーンショット
スマートフォンとタブレット、AndroidとiOSそれぞれで表示してみた。スクリーンショットは以下の通り。
Androidスマートフォン(Galaxy S2)
Androidタブレット(Nexus 7)
通知が来ていて、タップすると直接その本を開き、他の端末で少し読んでいたのでその位置に移動するかを尋ねられた。移動するをタップするとその位置へ。
マイライブラリはこんな感じ。
AndroidではGoogleアカウントの同期項目で「Google Playブックス同期」にチェックを入れておく必要がある。
Androidではアップロードした時点で通知がプッシュされる。通知をタップすればすぐに該当のファイルを開けるので便利だ。
iPhone
iPad
iOSの場合は、プッシュ通知はないが、アプリを開けばきちんと追加されている。読んだ位置はiOSでも問題なく同期される。これは非常にありがたい機能で、電子書籍の大きなメリットだろう。
最後にPCでも読めるところを。
注意点
どの端末でも、epubファイルはタイトルとして追加されていたが、読むためにはダウンロードする必要があるので、オフラインで読みたい場合は予めダウンロードしておく必要があるだろう。ここは注意すべき点。(Androidは本文もダウンロードされていたかもしれない。自信ない。また後日検証してみる)
今回のepubはファイルサイズが200kB程度だったので3G回線でも難なくダウンロード出来るだろうが、ファイルサイズが大きい場合や電波環境が悪い場所で読み始めるつもりなら一手間かけてダウンロードしておくべきだろう。
Playストアのサイトはデザインが変わるとGoogle I/Oで一部発表があったので、Playブックスのデザインも今後変更があるかもしれない。現時点での使い勝手として読んで欲しい。
感想
他のepubリーダーを試してはいないが、気軽に使えるのではないかと思った。クロスプラットフォームで読みたいなら選択肢の1つとして考えていいだろう。同じことができるのはkindleくらいだろうか。電子書籍販売のアプリで同じ事ができるのかは残念ながら明るくないのでわからない。ibooksもあるがそちらはiOSに閉じているので、それで不自由しない人なら○。確か栞の同期もできたはず。
現時点でPlayブックスは電子書籍販売においては成功しているとは言いがたいが、クラウドのサービスとしてとらえるなら悪くない。実はアップロード画面に少し写っているように、マイドライブからのインポートもできるようなのでGoogleドライブとの連携もできる。現在は端末のアプリから呼び出してのインポートはできないが、今後連携が密になっていけば”使える”サービスになっていきそうだ。
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カテゴリ: ブック, 辞書/辞典/その他
販売元: Google, Inc. - Google, Inc.(サイズ: 11.6 MB)
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