Last Update 2011.05.26
山口県よりマイナー情報&むなしい中年男の生き様を全国に発信しております。
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金峰鉱泉
おんせん日記(山口県)
旅行 » 温泉
周南市大字金峰
泉質 : 含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物冷鉱泉 PH6.25 15.8℃
効能 : きりきず・やけど・慢性皮膚炎・虚弱児童・慢性婦人病・高血圧症・動脈硬化症など
料金 : ---
営業時間 : ---
個人的オススメ度 : ---(個人宅のため評価なし)
周南市の国道315号から霊山・金峰山をぐるっと回り須金地区に向う山の中・・・ここに「金峰鉱泉」なる怪しげな鉱泉があるのをご存知だろうか?
「キンポー整体出張所」と書かれた看板には「第二・第四水曜日午前十時から」とか「次回は4月23日です」などと書かれているが、ココは一体どういう施設なんだろうか?「入浴できます」とか書かれているが 普通の人がフラッと訪れても入浴できるような施設なんだろうか?
・・・などなど、色々と謎の多く 前々から気になっていた施設だったんだが、実体を確認すべく 昨日調査してきたんで 今日はそのレポをお届けしよう!
実は平日の仕事中に何故かこの辺りをウロウロしているTARO先生が偶然 ココの管理人さんとお会いすることができたということで あらかじめ下調べをしてくれていたんだが、昨日も運良く管理人さんとその親族の方がいらっしゃったんで わしも色々と説明を聞くことができたわけだ。
それによると この施設の管理人さんはこの辺り一帯の地主で、普段は下松に住んでいるんだが 定年退職を機にココを別荘として使えるように ほとんど毎日チョコチョコとやって来ては設備を増やしたり花を植えたりして手入れしているんだとか。
よく見ると周辺の県道のカーブ沿いや沢などにはアジサイやモミジ、シイの木などが植えられ、山の中を歩けるように手作りの遊歩道なんかも設備中だったりするが、これらはみな管理人さん夫婦の手作業によるものらしい。
施設の奥にある「しゃが山荘」。ここが「キンポー整体院出張所」として使われている小屋らしい。
「キンポー整体院」というのは 昔から月に1~2度の割合で来てもらっている整体士さんが開く診療所で、ココの管理人さんはスペースを提供しているだけで直接経営や治療を行っているわけではないらしい。それに場所が場所だけに予約状況によっては来ないときもあるらしいぞ。(客層が判らないけどな・・・)
基本的に金峰鉱泉を使ったお風呂はその整体に来た患者さん向けの施設らしいが 今は管理人ご夫婦が作業の後に汗を流すために使う程度で 一般に開放して商売しようということは全く考えて無いんだそうな。
営業施設にしてしまうと 給湯設備のための投資や保健所への申請など めんどくさいことが多いから とても個人でそこまでやろうという気にならない、というのも判らんではないが・・・
これは整体院の手前にあった「延命の石風呂」とやら。
ここから少し下った須金地区はフルーツ園が有名なエリアなんだが、管理人のお爺さんの(大正)時代には このあたりは石灰だか石炭だかの鉱脈があって、そのおかげでこのあたりは今では想像できないくらい人が集り栄えていた歴史があるらしい。おそらく石風呂もその当時の名残なんだろうな。
これはかつての源泉のあった井戸。「鎌倉時代の・・・」と書かれているから 鉱泉そのものの歴史は相当にありそうだな。
新源泉は敷地の入り口近くにあるんだが、あたらしい源泉をボーリングしたときに この旧源泉は枯れてしまったんだと。
で、これが現在の源泉口。 気になる泉質は「炭酸水素泉・塩化物冷鉱泉」で、以前調べてもらった地質調査によると どうも島根県の柿木村の木部谷温泉・柿木温泉あたりから この金峰鉱泉を通って 徳地の柚木慈生温泉まで同じ系統の水脈が通っているらしい。
管理人の奥さんに頼んで かつて水質調査をしたときの鑑定書を見せて頂いたが、遊離二酸化炭素の濃度は柚木慈生温泉を凌ぐ1883mg。その他の成分も柚木を凌ぐ濃さなんだそうな。水質を調べた保健所の人にも「これだけの成分があれば温泉を開いてはどうですか?」と薦められたらしいが、それだけ濃い成分だと設備の投資や維持費がハンパなくなるんで止めた経緯があるらしい。
ちょっと前まではポンプで汲み上げて上の道路で気軽に鉱泉を汲む事ができたらしいが、余りに成分が濃すぎて すぐにポンプが詰まって使えなくなってしまうので 結局少し高さを下げて自噴で出てくるこの位置に収まったらしい。
保健所の許可は取って無いから「飲用可能」とは言えないらしいが、昔は飲用泉として使っていた歴史があるらしい。一日コップ一杯を目安に飲むのが良いらしいが そんなことは当然 このブログでも大っぴらには言えないわけだ・・・
味はやっぱり柚木慈生温泉同様の金物臭の入った塩辛いソーダ味で 一口飲むとその濃さは充分判るぞ。
源泉のすぐ横には手作りの「炭酸泉シャワー」がある。中を覗かせてもらうと源泉を引っ張ってくるホースが一本のみ、という 実にシンプルな作りだったな。
この日はたまたま 管理人さんご夫婦と兄弟の方がココに保養に来ていたんで 足湯が沸かされており 我々も運良く入ることに成功したぞ♪
4人くらい座れば目一杯の小さいスペースだが 元々が個人で楽しむために作った設備だから仕方ないか。湯船の下に直接 薪をくべるシステムで もちろん手作り。ちなみに給水口に置かれている謎のカエルのオブジェももちろんご主人の手作りじゃ。
汚いスネ毛で申し訳ないが、さすがに柚木を凌ぐ炭酸量を誇るだけあって 足をつけた瞬間にこのアワアワ状態じゃ。
柚木は30%ほど加水して薄めているから単純に比較はできないが、この足湯も実際はお湯を沸かしてから かなり時間が立っているから炭酸もかなり空中に飛んでいるはずで、バケツ一杯の源泉を差し水に加えただけでこれだけの泡がこびり付くんだから やっぱり大したものだな。
炭酸効果と熱めのお湯のせいで 数分足をつけただけで真っ赤ッか状態~ヽ(゜▽、゜)ノ
炭酸湯の効果は「湯冷めしにくい」ということだが、この足湯も体の芯まで熱が伝わっているのか 出た後で徐々に背中に汗が吹き出てくる感じだったな。
ちなみに 山荘の裏に回ると うっそうとした森の中に沢を眺めるように露天風呂が設置されている。
「せせらぎの湯」と名づけられたココが金峰鉱泉を使った入浴施設なんだが、湯舟から流された排水の跡が湯の花で見事にコーティングされているのがわかる。
わしはこの露天を見たときに これだけの雰囲気のある露天風呂が県内にあったということに かなりのショックを覚えてしまったな・・・
正直言って商売にしないのが勿体無いというか、商売にしないからこの雰囲気が出せると言う考えもあるが・・・個人的な感想だが、これだけの風情のある露天なら セルフで源泉を汲んで来て薪で沸かすとしても 2000円くらいだったら出しても入る価値はある、と思ってしまったぞ。
なんとか入れないものかと思ったんだが、やはり個人のプライベートの空間なんで 赤の他人の我々がそこまで頼みこむ勇気も無かったし、以前それとなく入浴を打診したTARO先生の感触だと 管理人さん夫婦も「それとなく遠慮してもらいたい」ような雰囲気を醸し出していたらしい。まあ 仕方ないかな~。
ま、足湯だけでも堪能できたことで良しとせねばなるまいなあ・・・。
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Excerpt: 山口県のとある山道の谷に、突如ドラマチックに現れるまるで映画のセットのような怪しげな山荘。 ||<#FFFFFF' colspan=3 ``|| ||<#FFFFFF' style='padding:0px;color:olivedrab' ``『高濃度
Weblog: 湯-M♨SIQ!
Tracked: 2008.7.9 23:53:31
こんなとこがあったとは!
さっそく父に訊いてみよう。
おねぃの本籍なら「ち・・・
いや、「きんぽう鉱泉」が正しいのかも。(理由は「なんとなく」)
お父上から何か情報があればお教えくだされ~(^O^)