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十三話~三十四話
新学期が始まり、初日に魔力検査を受けたリヒードは、その途中で喧嘩の現場に出くわす。
魔法学校は、普通魔法科、攻撃魔法科、補助魔法科、特殊魔法科に分かれており、それぞれ仲が非常に悪い。
喧嘩は、攻撃科と補助科の生徒間で起こっており、リヒードは間に入ってそれを止める。
しかし、普通科の生徒であるリヒードでは、火に油を注ぐ結果となってしまう。
喧嘩腰である攻撃科の生徒であるヴァクスに、リヒードは決闘を申し込む。
決闘は、リヒードの圧勝で終わり、波乱の学校初日が幕を閉じた。

翌朝、学校の前でリヒードは、森の女王の娘、マリィに出会う。
マリィは、母からリヒードの逸話を聞いており、憧れを抱いていた。
それもあって、放課後にリヒードと話す約束をする。

新学期二日目は実技試験が行われ、途中入学であるリヒードは見学することになった。
纏まりのないクラスに委員長であるミケーネが苦慮し、それを通りすがりのレアンが助けたりと、いろいろありつつも試験は進む。
最後の試験、自由課題の試験場へと向かうことになったミケーネたちに、他クラスを見学していたリヒードも合流する。
自由課題では、リトリスが召喚魔法によってドラゴンの子供を呼び出し、ミケーネは飛行魔法を披露する。
飛び入りでリヒードも参加し、水の精霊を召喚して試験で疲れた生徒たちを癒した。

試験が終わり、ホームルームでは、委員会に所属しなければいけないということで、リヒードは念願の図書委員になる。
そして放課後、リヒードは森の女王と会ったときの話をマリィにした。二人は遅くまで話に花を咲かせた。
リヒードの学校生活二日目は、こうして幕を閉じた。


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