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最終更新:2013年7月23日(火) 22時56分

TPP交渉の初日終了、農業重要5品目の明言避ける

 日本は23日午後からTPP交渉に初めて参加しましたが、大江首席交渉官代理は農業重要5品目の関税を守れるかどうかについては「今の段階では何とも言えない」と述べました。

 「各国から温かい歓迎を受けた。『日本と積極的に交渉して成果をあげていきたい』と期待の表明があった」(鶴岡公二首席交渉官)

 日本は23日午後からTPP交渉に初めて参加しましたが、数時間のみで、ほぼ会議の進め方についての説明で終わったということです。

(Q.農業重要5品目の関税は非常に関心高いが?)
 「全くそれはこれからの交渉の話で、今の段階では申し上げられない」(大江首席交渉官代理)

 また23日、首席交渉官会合に参加した大江首席交渉官代理は、最大の焦点となっているコメや牛肉など農業重要5品目の関税が守れるかどうかについては明言を避けました。大江氏によりますと、現在交渉団は1000ページ以上と見られる協定の原案などが書かれた“テキスト”を「必死で読み込んでいる」ということです。

 24日の午後と25日は、出遅れた日本に交渉の経緯などについて集中的に説明する特別会合が開かれ、日本は情報収集を進める方針です。(23日21:31)

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