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アメリカの中央情報局、CIAは対外諜報活動を諜報機関なのだが、他国の政府やスパイを制御するのみならず、なぜか天候を制御したいと考えており、63万ドル(6300万円)の予算と21か月の研究期間をかけ、気候変動の影響とそれに対処するためのジオエンジニアリング技術に関する研究を行っているという。
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 ジオエンジニアリング(地球工学)は気候システムに人為的な介入を行うことで、地球環境を改造する技術のこと。

 アメリカはベトナム戦争時、気象兵器を使用したという前例がある。これは、人工降雨によって北ベトナムの地対空ミサイルレーダーの作動を妨害しようとするもので、その為、気候を操作するというジオエンジニアリング技術に対して慎重論が多い。

 そのために、まずは潜在的な危険性を評価する方法や国家安全保障への影響を調査すること行っているという。

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 CIAは資金供給のみを行い、ジオエンジニアリングの研究自体は全米科学アカデミーや政府の科学系非営利団体に任せているという。

 現在、研究が進められているのは、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を吸収する二酸化炭素除去(CDR)と、太陽光の反射をふやすことなどで、地球の気温上昇を制限する太陽放射管理(SRM)という二つの地球工学技術なのだそうだ。なお、調査結果の最終報告書は、2014年の秋に公開される予定としている。

via:huffingtonpost slashdot

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