「復興」使命に活動開始 閣議に向け上京、森雅子氏
参院選の投票翌日の22日、本県選挙区と比例代表で当選した本県関係者は、県民の期待に応えようと早速、政治活動を始動させた。
本県選挙区で再選を果たした自民党の森雅子氏(48)は1日かけて県内各地の支援者にあいさつ回りした。夜には、少子化担当相として23日の閣議に出席するため上京した。
喜びの朝はいわき市の実家で迎えた。「一夜明けて、責任の重さを一層強くしている。福島の復興に関する政策をスピード感を持って打ち出したい」と力を込めた。
午前6時に起床し、夫の弁護士三好豊さん(44)と一緒に新聞に見入った。県内59市町村のうち58市町村で最高得票だった記事に目を通すと、「復興を託してくれた声に応えなければならない」と静かに語った。
携帯電話には着信やメールが100件以上入っていた。選挙期間中、接する時間が少なかった中学3年の長女と小学6年の次女からの「おめでとう」のメールに感極まったという。
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