渡辺会長が原監督の続投明言　「他にいねえじゃねえか」

　巨人・渡辺恒雄球団会長（８７）が２３日夜、東京都内で報道陣の取材に応じ、原辰徳監督（５５）の来季続投を明言した。原監督は今季が２年契約の最終年。「俺と原の間でね、契約なんてばかな言葉は使ったことないね。他にいねえじゃねえか。いたら教えてくれよ」と、指揮官への深い信頼をあらためて示した。

　これに先立ち、原監督は東京・銀座の読売新聞東京本社を訪れ、渡辺球団会長と白石興二郎オーナーに前半戦の状況を報告。約１時間の会談後、原監督は「来季の話はまったく出ていない。それ（契約）を超越した部分の話はした。ドラフトの戦略をどう考えているとかいう話はありました」と話した。また若手が成長していることを「心強い」と評価されたそうで、「若い力が出るとチームに活気が出てきますからね。残り試合全力で戦います」と抱負を語った。