Facebookのビジネス活用方法
フォーチュン・グローバル(Fortune Global)による、大手有名企業100社のソーシャルメディアの活用状況をみると、Twitterをビジネスに活用している企業が77%、Facebookのビジネス活用が61%となっている。
日本では、Facebookユーザー数が1,000万人(アクティブユーザー数:520万人)を超え、Facebookのビジネス活用が広まり始めた状況である。特にFacebookやTwitterなどソーシャルメディアに関しては、従来のインターネットサービスと異なり、サーバーやデータベースといったITインフラ環境への投資が少なく中小企業でも実施しやすい利点がある。
その中で、日本のFacebook成功事例としては、satisfaction guaranteed(サティスファクションギャランティード)があげられるだろう。
satisfaction guaranteedは、代官山に店舗を持つアパレルブランドで、実に64万のFacebookユーザーを数える。satisfaction guaranteed は2010年3月にFacebookページを開設。ファンの中心は、シンガポールやインドネシアなど日本以外のアジア諸国であり、アパレルブランドの海外進出に成功した好事例といえる。
日本ではmixiやGREEといったソーシャルメディアが普及しているが、海外進出を視野に入れたビジネスや、25歳~40歳前後といった、特定のターゲット層が顧客となるビジネスにおいては、Facebookをビジネスに活用することは、チャンスを広げる一つの手段であると考えられる。