仕事場のPCはWinXPながらファイルサーバーも兼ねていたので、 RAIDボードを用いて2つのHDDをミラーリングしておりました。 構成はRAID1でBUFFALOのIFC-AT133RAID-Sを用いて、データ領域のドライブをミラーリングしておりました。
この度、PCの調子が悪くなり中身をいじくっていたら、RAIDボードを刺しているPCIスロット付近に赤いLEDが一瞬光り、 RAIDボードが認識しなくなりました。 UltraATAにもそろそろ限界があるかとも思い、SATAのHDDに変えることにしました。 構成は同じくRAID1のミラーリングをと思って、2TBのHDDを2つ購入しました。
マザーボードがRAID仕様だったので、SATAでRAID再構築しようと思いましたがCドライブが認識せず初期化が必要でした。 ソフトウェアのインストール等も考慮するとWinXPの初期化は作業量が大きすぎます。 もう1点、RAID1では同時に同じものを書き込むため、故障時期が近接するという不安もありました。 また、RAID5などの複数のHDDを差分的にRAIDする構成もありますが、故障時の対応が複雑なのでやめました。 (リビルド中に他のHDDが故障するなど) ってなことで、RAIDを使わずにコピーでミラーリングすることにしました。 HDDを1対1でミラーリングしておけば、故障時に正常なHDDだけ別のOSに接続することでデータを迅速に復旧できます。
コピーは堅牢性の高いファイルコピーといわれているRobocopyにより1日1回を想定しました。 RobocopyはWindows VistaからOS標準アプリケーションでコマンドプロンプトで動きます。 WinXPはWindows Server 2003 Resource Kit ToolsよりDLできます。 (Windows Server 2003とありますがWinXPで動きます)
Robocopyを終了時に走らせることにより1日1回のミラーリングを実行させることにしました。 HDDが故障した場合には1日前に戻ってしまいますが、2つのHDDにおける書込読込状況を大きく変えることができるので、 同時期にHDDが故障することはないと思います。 終了時の実行にはシャットダウンスクリプトを活用しました。 業務で使っているため、その他のバックアップシステムとしてBackup Exec を導入しております。 Backup Exec では世代管理できるので、誤削除対応などに重宝しております。
シャットダウンスクリプトはグループポリシーエディターにより設定可能で、WinXPではProfessionalで設定可能です。 (Home Editionではできない)
まず、グループポリシーエディターを立ち上げます。 [スタート]→[ファイル名を指定して実行(R)]で、 gpedit.msc と入力して[OK]をクリックします。 [ローカルコンピュータ ポリシー]-[コンピュータの構成]-[Windowsの設定]-[スクリプト]を選択する。
 シャットダウンをダブルクリックする。
シャットダウンのプロパティが表示される。
 [追加(D)]をクリック
スクリプトの追加が表示される。
 「スクリプト名(N):」にコマンドを入力 ここでは、 robocopy と入力する。 「スクリプトのパラメータ(P):」にコマンドのパラメータを ここでは、 D:\ E:\ /MIR /ZB /XO /R:10 /LOG:d:\DayBackUP.log と入力しました。 DドライブからEドライブにミラーコピーする設定です。 その他のRobocopyのパラメータについては今回は割愛させて頂きます。
設定完了! めでたしめでたしと思いましたが、問題が発生しました。 今回のミラーコピーは500GB近いデータのバックアップであり、ミラーリングに時間を要します。 この設定でRobocopyがシャットダウン時に実行されていたのですが、 コピーログを見ると途中で終了していることがわかりました。 ログファイルの更新時間を見ると、必ずシャットダウン実行時間の10分後となっておりました。
何と、シャットダウンスクリプトには実行時間の上限が設定されていたのです。 シャットダウンスクリプトの実行時間はデフォルトで10分が上限時間となっております。 したがって、10分経過後に強制終了されていたのです。
シャットダウンスクリプトの実行時間の上限も設定変更可能です。 グループポリシーエディターで、 [ローカルコンピュータ ポリシー]-[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[スクリプト] を選択する。

「スクリプトの実行時間の上限を設定する」をダブルクリックする。
 「有効(E)」にチェックして、任意の時間を設定します。 今回は大量のデータをミラーコピーするので、1日の更新情報量により実行時間が変わるため無制限の0としました。
実行時間を無制限にしたため、途中経過がわかるようスクリプトを表示する設定を追加しておきました。 グループポリシーエディターの [ローカルコンピュータ ポリシー]-[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[スクリプト] にある「実行中のシャットダウン スクリプトを表示する」をダブルクリックします。
 「有効(E)」にチェックして[OK]をクリックする。
以上の設定でRAIDを構成せずに2つのドライブをミラーコピーすることができるようになりました。 Robocopyは安定したコピーソフトなので、その他のバックアップ作業にも多用できます。 HDDは消耗品なので必ず壊れます。 データのバックアップ環境は確実に行うことをお勧めします。
バックアップシステムの導入も考えられますが、トラブル復旧を考えるとHDDのミラーリングがもっとも迅速です。 HDDの大容量化も日進月歩で格安で購入できます。
バックアップ作業は自動化できますので、面倒なバックアップ作業も不要です。
IFC-AT133RAID-Sを取り外したことでPCのパフォーマンスがずいぶん上がりました。
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自分もT4xでAtheros AR922XチップをのせたminiPCIカードを使っています。ところがアクセスランプが点灯せずこれだけが不満なのですがkすけさんの所ではどLANゲレンデ帰りの車にPM2.5付着か! - ステップワゴンでスノーボード -荒野鷹虎さんへ忙しくてブログ放置状態になりがちです。
腱鞘炎つらそうですね!
まだまだ継続するつもりですので、こちらこそよろしくお願いします。管理人