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本紙記者、メール誤送信 選挙情報、政党と報道各社に

(07/13 07:00)

 北海道新聞社編集局報道センターの記者が12日、参院選などに関する取材メモを、誤って政党関係者と複数の報道機関に電子メールで送信した。

 この記者は同日、道内の日本維新の会関係者から、取材源を明らかにしないことを条件に話を聞くオフレコで取材。同党の参院選対応などについて、取材先の氏名とともに内容をメモにし、北海道新聞の参院選取材班の記者全員にメールで一斉送信しようとした。

 しかし、この際誤って、みんなの党関係者から届いていた報道各社あての別のメールに取材メモを張り付け返信してしまった。この結果、新聞・テレビ・通信社の16社・団体計22カ所と、みんなの党関係者にメールが届いた。

 誤送信したと分かった後、北海道新聞は維新の会関係者やメールを送った関係者に直接会うか電話で、経緯を説明して謝罪し、メールの削除を依頼した。

     ◇

 加藤雅規・北海道新聞社編集局長の話

 記者が取材したメモをメールの形で外部に流してしまったことは、報道機関として許されないことです。取材源を明らかにする結果になったことについても、極めて深刻に受け止めています。関係者に多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします。今回のケースをしっかり検証し、情報管理のあり方を含め、再発防止に全力を挙げます。

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