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米ユナイテッド・テクノロジーズ、第2四半期利益が予想上回る

2013年 07月 24日 01:09 JST
 
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[23日 ロイター] - 米航空機エンジン・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX.N: 株価, 企業情報, レポート)が23日発表した第2・四半期決算は、利益が15億6000万ドル(1株当たり1.70ドル)で、前年同期の13億3000万ドル(同1.62ドル)から増加した。

1株利益は、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の1.57ドルを上回った。

売上高は16%増の160億ドルで、アナリスト予想の163億7000万ドルを下回った。

大型民間向けエンジン部品の受注が65%増加した。昨年完了した航空機部品メーカーのグッドリッチ買収などの効果が表れた。

世界の航空各社の運航距離が伸びて部品需要が増加、利益を押し上げた。

シェネバート最高経営責任者(CEO)はロイターに「世界経済の回復で、好機が生まれている」と話し、事業環境が改善しているとの認識を示した。

今年の1株利益見通しの下限は6.00ドルとし、これまでの5.85ドルから引き上げた。上限は6.15ドルで据え置いた。市場予想は6.11ドルとなっている。航空関係の受注や費用削減額が急増、業績への自信が深まったとしている。

今年の費用削減額は4億5000万ドルで、従来予想の3億5000万ドルから上方修正した。

ただ、今年の売上高は640億─650億ドルの下限を予想する。

同社株は23日午前の取引で約2.9%上昇している。

 
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