平成25年7月16日
公益社団法人 日本女子プロ将棋協会(LPSA)
代表理事 石橋 幸緒
平素より当協会にご支援、応援を賜りまた本ホームページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
まずはじめに、先般来の一連の事態に対し、長きに渡り将棋界を応援して下さっているファンの皆様、
多くのご関係の皆様にご心配をお掛け致しておりますことに、心よりお詫び申し上げます。
去る7月12日付、公益社団法人 日本将棋連盟による『LPSA、渡部愛さんへの対応について』と題した公式発表により、既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、この度、多くのご関係皆々様のご尽力とご助力により、お陰様をもちまして当協会所属女流棋士 渡部 愛(わたなべ まな)が女流3級として今後の女流公式棋戦に出場させていただける運びとなりました。
本当に多くの皆様にご心配とお手数をおかけいたしましたが、このようなご配慮をいただきましたことに深く御礼と感謝申し上げます。
今後、日本将棋連盟とは新人女流棋士の認定と出場などをはじめ女流棋士制度や女流棋界の諸事案、取り決め等に関し、解決に向けて協議にあたることとなっておりますので、より良いご報告ができるよう真摯に努めてまいります。
尚、私共による説明不足をはじめ、当協会はまだまだ至らぬ点が多くございますが、いま将棋を好きで楽しんでくれている女の子達が、安心して夢を持って女流棋士を目指し、将棋界に入ってきてくれる環境を構築するためにも、会員、役職員一同、一層の精進をして参りますので、今後とも変わらぬご支援ご愛顧を賜りますよう
切にお願い申し上げます。
◆<渡部愛女流3級コメント>◆
「今回特例で日本将棋連盟から女流3級として棋戦出場をさせていただけるということで、多くの方々にご尽力いただき心から感謝申し上げます。
ツアー女子プロの時期を含めてLPSAに入会してから5年が経ちました。
これから先、勝負の世界は今まで以上に厳しいものと思いますが、より一層努力して参りますので皆様どうぞ宜しくお願い致します。」