'13/7/23
スマホで暴行撮影 呉少女遺棄事件、少女1人「面白半分」
呉市栃原町の灰ケ峰の山中で広島市安佐北区の無職少女(16)とみられる遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕、送検された少年少女ら7人のうち少女1人が、被害者に暴行を加える状況をスマートフォン(多機能携帯電話)で撮影していたとみられることが22日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、この少女は、他の少年少女らが被害者を殴ったり蹴ったりする状況をスマホで撮影。さらに無料通信アプリLINE(ライン)に、その様子を書き込んでいたという。少女自身は暴行を加えていないとみられ、「面白半分でやった」などと供述しているという。
また、車の運転役だった無職瀬戸大平容疑者(21)=鳥取県湯梨浜町別所=も「その場の雰囲気に流されて殴ってしまった」などと供述。17日の逮捕当初は死体遺棄容疑を否認したが、その後、遺棄現場まで遺体を運んだことも認めたという。