ユーロ圏：７月消費者信頼感、マイナス17.4－予想以上の改善

　　７月23日（ブルームバーグ）：ユーロ圏では７月の消費者信頼感指数 がエコノミストの予想以上に大きく改善した。域内経済が過去最長のリセッション（景気後退）から脱却しつつある兆候が示された。

欧州連合（ＥＵ）の行政執行機関、欧州委員会が23日発表した７月のユーロ圏消費者信頼感指数（速報値）はマイナス17.4と、前月のマイナス18.8から改善。ブルームバーグがまとめたエコノミスト27人の調査 の中央値ではマイナス18.3が見込まれていた。改善は８カ月連続。

別のエコノミスト調査では、６四半期連続で縮小していたユーロ圏経済が４－６月（第２四半期）にゼロ成長まで回復し、７－９月（第３四半期）にはプラスに転じると予想されている。

消費者信頼感指数の改定値および７月のユーロ圏景況感指数は30日に発表される。

原題：Euro-Area July Consumer Confidence Increases More ThanEstimated（抜粋）

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