悲願のタイトルを手にした江畑佳代子=東京・後楽園ホールで
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◇東洋太平洋女子フライ級戦
東洋太平洋女子フライ級王座決定8回戦が22日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位江畑佳代子(37)=ワタナベ=が同級2位孫チョーロン(26)=韓国=を3−0の判定で破り、新王者になった。
「どうしても欲しかったタイトル。やっとつかむことができました」と声をつまらせた江畑。足がよく動き、ジャブも出て右のカウンターもさえた。
東京都品川区出身で広告代理店で営業部に所属。リングでは日本、東洋、世界と挑戦し続け、5度目で獲得した初王座。2010年5月にWBC世界スーパーフライ級王者天海ツナミ(山木)に挑戦したが失敗しており、「もう少しやらせてください」と世界再挑戦にも意欲。渡辺均会長は年齢を気にしながらも「本人次第」と期待した。 (山崎照朝)
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