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【大相撲】

横審が稀勢の里の綱とり白紙確認

2013年7月23日 紙面から

 名古屋場所後の横綱審議委員会が22日、東京・両国国技館で行われ、11勝4敗に終わった稀勢の里の綱とりが白紙に戻ったことを確認した。

 内山斉委員長は「ファンは期待していたが、白紙になって失望させたのではないか。来場所は優勝またはそれに準ずる成績を収めてほしい」と語った。それでも個人的見解として「来場所、全勝優勝なら昇進も」というほど期待は大きい。

 10勝5敗に終わった日馬富士に対しては「足首を痛めているがよく踏ん張った。されど、結果ですから。黒星が連続するようなら進退にかかわってくる可能性がある」とし、秋場所の成績次第では「(横審の決議で行える)激励をせざるをえない」と語った。目安としては「横綱だから2敗でとどめてもらいたい。うんと悪くて3敗まで容認」と、11勝以下なら「激励」もしくは進退を問われることになりそうだ。

 期待の星として新十両を14勝1敗で制した遠藤も話題に上がった。横審で十両力士を話題にするのは珍しいが、来場所は所要3場所での新入幕が確実となっている。宮田亮平委員は「体が整えばいい形になる。期待できる」と注目の日本人力士に挙げた。 (岸本隆)

 

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