• [0]
  • J. M. Charon, Symbolic Interactionism, Prentice-Hall

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 4月 8日(月)11時36分39秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
 
外国書研究用 第1章~第4章
http://gyo.tc/NZbw](第3版)

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sage

  • [16]
  • いかなる状況であれ、

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月23日(火)11時00分11秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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そのすべての側面を一度に捉えることは、どの人間にも出来ない。それを可能にする方法はない。人間は、ある特定の刺激を取り上げ、それ以外の刺激を完全に無視しなければならない。また人間は、自らが取り上げた刺激をより大きな文脈〔=自分を取り巻く前後関係〕に位置づけ〔=どの分類体系に位置づけるか、大人として、男として、夫として、桑原家の長男として、父として、教員として、社会学者として、SI論者として・・・・・、どの立ち位置に立つかで、それを位置づける分類体系が異なる〕、そうすることでその意味が明らかになる。これがパースペクティブの役割である。すなわち、パースペクティブは、物的リアリティのある諸側面に個人の眼を向けさせ、他方で、それ以外の側面から目を背けさせ、自らの眼が向けられている物的リアリティの意味を、その個人がつかむことに貢献する〔~するのに役立つ、~するよう促す、~する一助となる、~する手助けをする〕。こうした観点から見るならば、人間の日々の存在という営み〔=生活〕にとって、絶対的に基礎的なものとなる〔決定的にその根底をなすものとなる〕〔欠くことの出来ない最も重要な基礎となる〕。というのも、目にしたものから意味を取り出すには〔目にしたものを理解するためには〕、このパースペクティブが必要だからである。しかし、パースペクティブを持つが故に、人間は、物的リアリティの「ありのままの姿」に直接出会うことは出来ない。というのも、人間が目にしているものは、それが何であれ、「現実の状況」の一部でしかありえないからである。

  • [15]
  • この物語のタイトルは、

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月22日(月)15時20分52秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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「観点」である。そしてある意味で、パースペクティブとは観点であり、観察者たちを種々の出来事との関連においてさまざまなアングルに位置づけ、そうしたアングルからそれらの出来事を捉えるように影響するものである。従って、まさにその性格上、観点ないしはパースペクティブは、観察者たちに、「頭の外側に」存在している事柄の、一つの側面しか見させないことによって、その観察者が見る物に制限を設けているのである。

  • [14]
  • 上記の登場人物の全員が

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月22日(月)11時24分28秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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「真理〔本当のこと〕」を話している可能性がある、という見解を受け入れることは多くの人びとにとって難しい。〔しかし〕こう考えると、物事は別様に見えるかも知れない。すなわち、個々人の一人一人は(そこには捜査関係者も含まれる)、〔それぞれ〕異なったパースペクティブからその状況に接近しており〔アプローチしており〕、その結果、それぞれ異なったリアリティ見ている、と。確かにパースペクティブのいくつかは、それ以外のパースペクティブに比べて、より「物的リアリティ」を正確に捉えているかも知れない〔その実像に近いかも知れない〕。そうだとしても、そうしたパースペクティブのいずれも、おそらくは、そのリアリティの一部しか捉えておらず、どれ一つとしてそのリアリティの全体を捉えることは出来ない。上記のどのパースペクティブも、全知全能でもなければ、包括的なものでもない。

  • [13]
  •  真理を探究しようとする者は、ごく当然に

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月22日(月)10時40分3秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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「実際には何が起きたのか?〔ヴァリエーション:実際に起きたことは何なのか?本当は何が起きているのか?何が本当に起きているのか?何が実際に起きているのか?本当は何が起こっているのか?実際には何が起きていたのか?〕」と尋ねる。無論、警官は上のような状況を調べ、本当のことを語っているのは誰なのかを確定しようとする。「誰かが嘘をついているに違いない。」ないしは「誰かが自分にとって都合の良いように真実をねじ曲げている〔歪曲している〕」と勘ぐる。

  • [12]
  • <<酒に酔っていたことが原因か!?>>

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月21日(日)15時45分4秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
  • 返信
 
「昨日朝、公園の管理人数名が、ベンチの上に男が倒れているのを発見した。身につけていた身分証明からは、彼の家柄の良さが伺えた。まず間違いなく、男は泥酔した状態で地面に倒れ、近くにあったレンガで頭を打ち、頭に大けがを負ったのだ。この放蕩息子の両親の悲しみは筆舌に尽くしがたい。」

  • [11]
  • 続5

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月21日(日)15時26分37秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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 突然関心がわいてきた私は、こう尋ねた。「3週間前だって。ひょっとして君は公園に座っていたかい。」
「あぁそうだよ。こんな不条理なことってないよ。公園に座っていたんだけど、とにかくタバコが吸いたくってしょうがなかったんだ。でもマッチがない!10分やそこらすると、なんか歳喰ったくそ婆を連れた紳士が通りかかったんだ。なんと彼はタバコを吸っているじゃないか。私は彼に近づいて、彼の袖に触れて、これ以上ないっていうくらい丁寧なやり方でお願いしたんだ。『もし差し支えなければ〔恐れ入りますが[http://gyo.tc/QbS1]〕火を貸して頂けないでしょうか』ってね。そしたらどうなったと思う?そのキチガイ、かがみ込んだかと思うと、何かを手にとって、そして次の瞬間・・・・俺は頭を割られて地面に倒れて意識不明の状態さ。たぶんおまえもこの事件を新聞で読んでいると思うよ。」
 私は彼を見つめて真剣に尋ねた。「出くわした相手がキチガイだったと、君は本当に信じているのかい。」
「絶対に間違いないさ。」
 とにもかくにも、そのあと私は、地方紙の古いバックナンバーを熱心に調べていた。そうしてやっと探していた記事を見つけた。事件事故欄の小さな記事だった。

  • [10]
  • 続4

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月21日(日)12時12分5秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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「最近見なかったな!〔=久しぶりじゃないか!〕」。後から誰かに声をかけられた。
 辺りを見回すと、ここ3週間顔を見ていなかった友人の一人を見つけた。
「えー!」私は絶叫した。「一体全体どうしたんだい。」
 彼は力なく笑い、今度は彼がこう尋ねてきた。「最近、何人かキチガイがうろついている、って噂知らないかい。3週間前にその中の一人に殴られて、今日病院を退院したばかりなんだ。」


  • [9]
  • 続3

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月20日(土)17時53分54秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
  • 返信
 
 彼は爆笑してこう言った。「そうか、今まで女房を話していたんだね。しかしまぁ、絶好のタイミングでレンガを手にすることが出来たのは、ほんとうにラッキーだった。もしそうじゃなかったら、考えても見ろよ・・・・俺のポケットには1500ルーブル入ってて、妻はダイアのイヤリングを付けていたんだぜ。」
「おいおい、その男が強盗を働こうとしていた(強盗だった、君たちを狙った強盗だった)、とでも思っているのかい?」
「人気のないところで、男が不審な様子で近づいてくる。そして火を貸してくれと頼んできて、その人の腕をつかむ。誰の目にも明らかだろう(それ以上の証拠が必要かい?)。」
 当惑した私は、彼を置いてその場をあとにした。

Cf.
あまりにも話が合いすぎる: come so pat[http://gyo.tc/QYTT

  • [8]
  • 続2

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月20日(土)17時00分34秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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「何で?一体全体、なぜ旦那さんはいきなり嫉妬したんだい?」彼女は肩をすくめてこう言った。「だから言ったでしょ。男って本当に滑稽よねって。」
「彼女に別れを告げて、私は彼女の家をあとにした。すると角のところでくだんの旦那にばったり出くわした。」
「やぁ、こんにちは。」と私は声をかけた。「君は人の頭をかち割ったんだってな。もっぱらの噂だぜ。」

  • [7]
  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月20日(土)16時43分10秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
  • 返信
 
「『ちょっと火を貸してもらえませんか?』彼はそう言ったわ。アレクサンダーは彼の手を振り払って、かがみ込んだかと思うと、稲妻をも凌ぐ速さで、レンガで彼の頭をバゴーンと殴ったわ。そして彼は丸太のように[http://gyo.tc/QYQs]倒れ込んだわ。なんてことでしょう!恐ろしいわ。」
 ▲非常に自意識過剰な女性である。

  • [6]
  • p.2

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月20日(土)16時27分48秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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「あらやだ。あなたはまだ知らなかったのよね。すっかり忘れていたわ。3週間ぐらい前かしら、私は夫と公園のなかを通って家に戻るところだったわ。黒い大きな帽をかぶっていたんだけど、またこの帽子が私によく似合っていたのよね。歩いていたから、私の頬はちょっと紅潮していたわ(かなり赤くなっていたわ[http://gyo.tc/QYQO])街灯の下を通りかかったとき、青白い顔をした黒髪の男が近くに立っていて、私の方をちらっと見たかと思うと、突然夫の袖をつかんだわ。」
 

  • [5]
  • 観点(Point of View)

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月19日(金)15時42分5秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
  • 編集済
  • 返信
 
 「男って本当に滑稽よね」と彼女は言った。夢見心地な様子で笑みを浮かべながら。この言葉が褒め言葉なのか、それとも貶し言葉〔←こんな表現はあったかな?〕なのか分からなかったものだから、私はあやふやな態度で答えるほかはなかった。「全くそうだね」。
 「ほ~んと、私の亭主って、いっつも(注1)オセロなのよ。時々彼と結婚したことを後悔するわ。」私は彼女を見ながら途方に暮れてしまった。「何のことか説明知れないと分からないよ」と切りだした。(p.1)

注1:Regularには、口語表現で「根っからの」という意味もある。

  • [4]
  • 続3

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月19日(金)15時28分34秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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 何年も前に、私はA. Averchenkoによる以下の物語(文章)を読んだ。この文章は、「人間の頭の外側で(人間に外在する客観的な領域において)」本当に起こっていることは何なのか、それを知る際に人間が持つ困難を強調したものである。私はこの話を人間の知覚におけるバイアスを例証したものとして解釈している。私はこの話をさまざまな人びとに説明し紹介した。人びとが如何に一つの状況を取り上げ、それを自分の都合に合うようにねじ曲げるか(歪曲するか)、それを示した好例がある、と。私によるこの物語の解釈の根底にあるのは次のことである。すなわち、人間とは、心が狭く、視野が狭くなりがちであり、真理に対して誠実になる、ということは決してない傾性〔←果たしてこの用語を比喩として用いることが出来るだろうか?〕を持つ存在である、と。

  • [3]
  • 続2

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 7月19日(金)15時08分21秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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 しかしながら、文字通り受け止めるならば、パースペクティブという概念は、人びとを次のような結論に導くことになる。すなわち、人間にとって、物的なリアリティ(現実)に関する真理というものは、いかなる絶対的な意味においても成り立ち得ないものである、と。

  • [2]
  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 6月 3日(月)11時44分6秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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しかしながら、私がパースペクティブという概念に出会ったとき〔~に誘われたとき〕、真理という問題に対する新しい次元〔尺度〕が目の前に開けたのである〔~[の可能性]が見えてきたのである、~に開眼したのである、~が見えたのである、~に眼が開かれたのである(opend up)〕。そっくりそのまま受け入れると(Once taken literally)、・・・

  • [1]
  • 第1頁目

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2013年 6月 1日(土)17時43分12秒
  • s-gwip20.kagoshima-u.ac.jp
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 教師たちも、著述家たちも、私の教員生活を通じて、警告し続けてきた。真実を見つけることは全く以て難しい、と。自分の理解が進めば進むほどに、彼らの言うことが正しいということが、よりはっきりと理解できた。しかしながら、・・・


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