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発症判定の議事録存在せず 高血圧薬論文巡り京都府医大

 【小宮山亮磨、野中良祐】製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬ディオバンの効果を調べた京都府立医科大の論文にデータの操作があった問題で、患者が脳卒中などを発症したかどうかを判定する同医大の会議の議事録が全く残っていないことが12日、関係者の話でわかった。論文の統計解析を担当した同社の元社員(5月に退社)が、会議の事務を実質的に担当していた。

 研究では、患者にディオバンとほかの薬を飲んでもらい、脳卒中や狭心症などの発症率を比べて薬の効果を調べた。

 調査委員会の報告によると、データはカルテを参照した医師がコンピューターに入力し、インターネット経由で集められ研究グループに届く。

 患者3031人のうち85人分で、この段階のデータでは脳卒中などが起きていなかったのに論文では発症したことにされていたり、逆に発症したのに起きていなかったとされていたりする食い違いが見つかった。ディオバンの効果を実際より高く見せかけるためだった可能性もあるが、議事録が残っておらず、確認できない事態となっている。

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