日本高血圧学会は2日、製薬会社ノバルティスファーマの高血圧症治療薬「ディオバン(一般名バルサルタン)」を使って千葉大で行われた臨床試験のデータを検証した結果、「特段の不正な操作は見つかっていない」とする中間的な報告を公表した。
この薬の臨床試験をめぐっては、同社の社員=退職=が研究チームにデータ解析などの担当者として参加しながら、社員の身分を明示せず論文に登場して問題となった。論文の信頼性にも疑問の声が上がり、試験を行った京都府立医大や東京慈恵医大、千葉大などが調査を始めている。
今回、学会が検証したのは千葉大で2002~09年に行われ、11年に同学会誌に結果が発表された研究。参加した患者のカルテとの照合などはしておらず、学会は、より詳細な検証を今後、千葉大と協力して進めるとしている。
ノバルティスファーマ、ディオバン、千葉大、日本高血圧学会、一般名バルサルタン
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