交通事故の死者 12年ぶりに増加=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁が22日に発表した2012年の交通事故死者数は5392人となり、前年比で3.1%増加した。交通事故死者数は2000年の1万236人から減少を続けてきたが、12年ぶりに増加に転じた。
日本の12年の交通事故死者数は4411人で、総人口約5000万人の韓国が日本を上回る結果となっている。
交通事故死者数の増加は飲酒運転による死者が733人から815人に、65歳以上高齢者の死者が1724人から1864人に増えたことが主な要因となった。一方、13歳未満の子どもの交通事故件数は1万3323件から1万2497件に減少したが、死亡者数は80人から83人に増えた。
死者数を地域別でみると、京畿道が1039人で最も多く、次いで慶尚北道(569人)、慶尚南道(477人)、全羅南道(457人)、ソウル(424人)などの順だった。月別では10月(533人)、11月(508人)、9月(486人)と秋が多かった。曜日別では土曜日が844人で最多だった。
12年の交通事故件数は22万3656件となり、前年比で0.9%増加した。
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