世界の雑記帳:「絶対領域」に熱視線、女性の太ももが広告媒体に
2013年07月22日 15時12分
[東京 20日 ロイター] - 広告業界「最後のフロンティア」は女性の太ももにあり──。あらゆる広告が街中にあふれる東京で、女性の太ももに広告シールを貼って宣伝するという新たな手法に注目が集まっている。
このサービスを始めたウェブコンサルティングなどを手掛ける企業「ウィット」の渥美英紀さんは、スカートとソックスの間を指す意味で「絶対領域広告」と名付け、運営に当たっている。「女性の太ももは、男性が『見てみたい』、女性が『見せても良い』と思える絶妙の場所だった」と渥美さんは語る。
渋谷で20日に行われたのは、米コメディー映画「テッド」のDVD販促イベント。女子高校生から主婦まで約80人が「広告媒体」として集まり、それぞれの太ももに広告シールを貼った。
参加者の条件は18歳以上で、ソーシャルメディアで20人以上とつながりがあること。シールを貼ったまま街を8時間歩くと、3000円が報酬として支払われる仕組みだ。
太もも広告サービスは昨年7月から始まり、これまでに8つのイベントを行っている。参加した女性は1000人に及ぶという。