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うなぎ値上げも老舗にぎわう
7月22日 12時51分

22日は「土用のうしの日」です。
さいたま市浦和区にある老舗のうなぎ料理店は、うなぎを食べて暑い夏を乗り切ろうという人たちでにぎわっています。

さいたま市浦和区は、江戸時代、周辺の沼地で捕れたうなぎを中山道を通る旅人などにふるまっていた名残で、今も20軒以上のうなぎ料理店があります。
「土用のうしの日」の22日、創業105年の老舗のうなぎ料理店は、ふだんのおよそ3倍のうなぎを用意したということで、午前中から、たれに漬けたうなぎを焼く香ばしいにおいが立ちこめていました。
午前11時の開店と同時に大勢の客が訪れ、ふっくらと焼き上がったうなぎをおいしそうに味わっていました。
うなぎは、稚魚の漁獲量が減少し、仕入れ値が高騰しているため、この店でも去年からうな重の並の値段を2100円と350円値上げするとともに、客離れを防ぐためにうなぎのかば焼き風に仕上げた850円のあなご重をメニューに加えたということです。
東京・練馬区から訪れた夫婦は「値段が高いので、こういう日にしか食べなくなりましたが、とてもおいしいです」と話していました。
うなぎ店のおかみの矢部貢美子さんは「食べる機会が減っていると思いますが『うしの日』なので、ぜひ、うなぎを食べて暑い夏を乗り越えててほしい」と話していました。

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