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アメリカ TPPなどで期待か7月21日 23時25分
参議院選挙で自民・公明両党が過半数に必要な63議席を大きく上回る議席の獲得を確実にしたことについて、アメリカ政府からこれまでのところ公式の反応は出ていません。
ただ、今回の参議院選挙で衆参のねじれが解消されることになったことから、アメリカ政府は、安倍総理大臣が安定した政権基盤の下で強いリーダーシップを発揮して、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉や、沖縄県の普天間基地の移設問題を前進させることを期待しているものとみられます。
一方で、アジア太平洋地域を重視する戦略を打ち出しているオバマ政権としては、同盟国・日本が地域の平和と安定のため、周辺国と良好な関係を築くことが望ましいとしています。
このため、歴史認識や沖縄県の尖閣諸島などを巡る日本と韓国や中国の関係の行方に、アメリカ政府は懸念を募らせていて、安倍政権の下、日韓、日中の関係改善が進むかどうか注視していくものとみられます。
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