石川ひとみ　闘病中ですが…　世界肝炎デープレイベント

　歌手石川ひとみ（５３）が２１日、東京・有楽町駅前広場で行われた世界肝炎デー（２８日）のプレイベントに登場した。

　２７歳だった８７年にＢ型肝炎を発症し、芸能活動を中断。復帰後も通院を続けている。今のところ完治することはないが、「いつかいい治療法が…という希望を持って、仲良くつき合うが、負けはしないぞという気持ちです」と語った。

　世界では１２人に１人が肝炎といわれる。日常生活では感染しないが、「握手でうつると思われたり、プールで『一緒に泳がないで』と言われたこともある」という。

　石川は正しい知識を持つことの大切さとともに、「感染を知るには検査しかない。早期発見と治療ができれば（症状は）重くならないので」と、まずは検査を受けることの重要性を訴えた。