東北のニュース
東北6選挙区 民主議席0、自民5、みんな1、無所属1
東北6選挙区は21日夜、改選7議席(宮城2、他県各1)が全て確定した。自民党は改選前の2議席から5議席に躍進した。民主党は擁立した4選挙区で全敗、改選前の3議席がゼロになった。 宮城は自民現職の愛知治郎氏(44)が3選、みんな新人の和田政宗氏(38)が初当選を決めた。愛知氏は安定した戦いでトップ当選。和田氏は無党派層に食い込み、4選を目指す民主現職の岡崎トミ子氏(69)との大接戦を制した。 青森は自民新人の滝沢求氏(54)が、生活現職の平山幸司氏(43)らを寄せ付けず初当選した。滝沢氏は農業団体や無党派層にも食い込み、幅広い支持を得た。野党候補は非自民票が分散した。 岩手は無所属現職の平野達男氏(59)が、自民新人の田中真一氏(46)を破り3選を決めた。平野氏は初代復興相の実績と知名度を生かして逃げ切った。田中氏は党本部の手厚い支援を受け、猛追したが届かなかった。 秋田は自民新人の中泉松司氏(34)が、民主現職の松浦大悟氏(43)を下し初当選した。中泉氏は党国会議員や県議らと連携し幅広く浸透。松浦氏は無党派層を十分に取り込めなかった。 山形は自民新人の大沼瑞穂氏(34)が、みどりの風現職の舟山康江氏(47)との接戦を制し初当選した。自民は閣僚級らを連日投入し、勝利を引き寄せた。舟山氏は農業票を取り込んで善戦したが、力負けした。 福島は自民現職の森雅子氏(48)が、民主現職の金子恵美氏(48)を破り再選を果たした。現職閣僚の森氏は高い知名度で他候補をリード。金子氏は伸び悩んだ。
2013年07月22日月曜日
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