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【芸能・社会】生まれ変わってもAKB選びます 麻里子さま地元福岡で卒業式2013年7月22日 紙面から
人気アイドルグループ「AKB48」の篠田麻里子(27)の卒業セレモニーが21日、福岡市のヤフオク!ドームで開かれたAKB48グループの5大ドームツアー2日目公演で行われた。後輩からの信頼も厚く、最年長メンバーとしてグループをけん引してきた「麻里子さま」は、約3万2000人のファンを前に完全燃焼。最後は自身の初センター曲「上からマリコ」を161人の仲間と大合唱し、大好きな地元のファンに別れを告げた。 先月の第5回選抜総選挙で後輩たちの成長を実感し、卒業を電撃発表した。「急ではありますが、来月の福岡ドームで卒業させてください」。運営側にもその意向を事前に伝えていなかった。大好きな地元で旅立ちを迎えたいという、最後のわがまま。運営側も快く受け入れ、功労者に最高の舞台を用意した。 アンコールで行われた卒業セレモニー。篠田のデビュー前からの軌跡をたどるVTRが流れた後、会場は約3万2000人の「麻里子」コールに包まれた。その大歓声を受け止めながら篠田は一人でステージに立ち、涙を浮かべて声を絞り出した。「自分で(卒業を)決めたことなのに、みんなと楽しい時間を過ごしていたら、まだこの場所にいたいと思っちゃいました」 名残惜しそうにうつむいたが、ここで自身が所属するチームAのキャプテンの後任に横山由依(20)を指名。後の会見では「研究生のときから、すごく頑張り屋さんなので、前から決めていました」と明かした。 「本当に幸せでした。私は生まれ変わってもAKB48を選びます」。家族、メンバーやスタッフ、ファンに感謝の気持ちを伝えた後、自身の卒業ソング「涙のせいじゃない」を歌唱。続いて、せり上がったステージの上から、自身の初センター曲「上からマリコ」を、文字どおり上から目線で熱唱した。ステージには出演者が勢ぞろいし、篠田は後輩たちの頭をなでたりしていた。 最後に、全員が中央の階段につくった花道を、総監督の高橋みなみ(22)と大好きな後輩・松井珠理奈(16)のサポートを受けながら一歩一歩ゆっくりとのぼり、最上段で深々と一礼。笑顔でステージの奥へと消えた。 終演後、篠田は両親や親族40人がこの日のステージを見守ってくれたことを明かし、「地元でできて、おばあちゃん孝行ができた。自分にとって最高の卒業式になったと思います!」と充実感をにじませていた。 22日は、東京・秋葉原のAKB48劇場で最後のステージに立つ。 ◆初のセンター挑戦 フライングゲット地元でのラスト公演は、篠田の初ソロ曲「プラスティックの唇」で開幕。篠田は、クレーンにつられてステージに降りてきた巨大なコンテナから登場。マイケル・ジャクソンさんの専属ダンサーを務めたケント・モリ(28)、世界的ダンサーの仲宗根梨乃(34)とともに激しいダンスを披露した。「8年間、こんなに緊張したことはなかった」と篠田。 さらに心憎い演出が。「フライングゲット」では、卒業した前田敦子(22)が立っていたセンターポジションに初挑戦。「キンタロー。さんに負けないように全力で踊りました」とうれしそうに笑った。「帰郷」という楽曲では、自身がデザインしたマスコット「マリパンダ」が描かれた気球に乗り、グラウンドを一周した。 ◆人生初の大役!!篠田からチームAの新キャプテンに任命された横山は「人生で1回もキャプテンをやったことがないんです。部活とかでも推薦されなくて…」と照れながら話した。篠田によると、昔「キャプテンやりたい?」と冗談っぽく聞いたとき、横山は「やりたいです」と答えたという。 横山は「ちょっとダサいんですが、『横山チームA』になるんですね。『篠田チームA』から引き継いで、もっといいチームにしていきたい」と気を引き締めていた。 PR情報
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