サブカテゴリー

PR:

猪木氏“北外交任せろ”金正恩氏と「握手できる関係に」

第23回参院選

開票3分で勝負を決めたアントニオ猪木氏(中央)は後援会会長(右)と共に「ダァー!!」で気合いを入れる
開票3分で勝負を決めたアントニオ猪木氏(中央)は後援会会長(右)と共に「ダァー!!」で気合いを入れる
Photo By スポニチ

 比例代表で日本維新の会から立候補した元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)が当選を果たした。

 “試合時間3分”の楽勝だった。一番先に猪木氏の「当確」を出したのはTBSで午後8時3分。思わぬスピード決着に猪木氏は「それほど興奮しなかった」と本音。選対幹部は「60分、いや120分一本勝負になると見込んでいた。まさか3分とは。興行的には失敗です」とおどけた。

 一方で、支援者らは「猪木」コールをあげて大興奮。おなじみのテーマ曲「炎のファイター」が流れる中、マイクを握った猪木氏は「元気ですかーっ」と叫び、「元気があれば何でもできる。元気があれば当選できる」と続け、爆笑を誘った。

 国政復帰は18年ぶり。東アジアや南米などに独自の外交ルートを持つだけに「国際外交をする。外務省では動けないようなことをうまくやっていきたい」と意気込んだ。

 特に力を入れようとしているのが北朝鮮外交だ。師匠・力道山の生まれ故郷は、現在北朝鮮となっている地域。20回以上訪朝して民間外交を続けてきただけに「私なら北朝鮮と本音の話ができる」と自信たっぷりだ。

 11年に北朝鮮の指導者は金正日総書記から金正恩第1書記に代わったが、猪木氏は「引き続き信頼関係をつくっていくよう努力する」と抱負。再び現地でプロレス興行を行う可能性にも言及した。北朝鮮がミサイル発射や核実験を続けているだけに「金正恩にビンタをする気はないか?」と質問すると、「それはダメだ。むしろ握手できる関係に持っていきたい」と真剣に話した。

[ 2013年7月22日 06:00 ]

Webtools & Bookmarks

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

スポニチwikiランキング

人気ニュースランキング

    ※集計期間:

    » 続き

    【楽天】オススメアイテム
    クイックアクセス
    スペシャルコンテンツ